ポケモンセンターで「ピカチュウDS Lite」が抽選販売

相変わらずの品薄傾向が続くDSLite。最近ではAmazonや店頭などでたまに見かけることも増えてきたので、徐々に状況は改善されている感じではありますが、まだそこまで簡単に買える状態、というわけではないようです。

そんなDS Liteですが、先日新色が2色アナウンスされ、それをつかった「すばらしきこのせかい」限定版なども発表されました。
スクウェア・エニックス、DS「すばらしきこのせかい」DS Lite同梱版は新色のグロスシルバーを採用

そんな中、また新たな色、そして限定版が発表されました。しかし、それは通常の発売ではなく、「ポケモンセンター限定バージョン」です。

ポケモンセンタートウキョーおひっこし記念 「ポケモンセンターオリジナル ニンテンドーDS Lite ピカチュウエディション」が登場!!

以前、ポケモンダイパで限定色を発売したこともありましたが、今回は完璧なイエローという、これまでにない色合いなのでインパクトがありますね。ピカチュウバージョンということですが、マークもシンプルなデザインですし、純粋に黄色が使いたい人もちょっと興味の出る色かもしれません。ポケモンピカチュウ好きのお子さんならなお一層好きそうですよね。

店頭応募&受け取り時本人確認有りの限定販売

このピカチュウバージョンのDSですが、希少価値が高いと言うことでオークションなどでの転売を警戒してか、結構販売方法は厳格になっています。

まず、応募はポケモンセンターのみ。応募用紙も店頭にあり、提出もスタッフに直接となっています。このあたりで、明らかに転売目的のおかしな人はある程度はねる意図があるのかも知れませんね。

さらに、一人一票のみの応募で、当選しても本人の身分証明書が必要となります。一人一票と言うことで名義借りが容易に考えられるのですが、徹底してるのが子どもの名前などであっても、本人を確認できる証明書が必要だと言うこと。自分の家族ならともかく、単なる友人から免許証や保険証を借りてまで受け取りに行くのは大変ですし、本人同伴で買いに行くのも結構人付き合いの観点から抵抗感があります。この辺で、カジュアル転売を出来る限りはねようという感はありますね。

それでも起こるであろう転売

もっとも、ここまでやっても転売は起こると思いますけどね。別に一人が多数を仕入れようとせずとも、純粋に最初から転売目的で応募する人は結構出るでしょうし。とくにポケモンセンターになじみのある親の人の方が、そうしたちょっとした転売に興味を持つ気もします。

本人の身分証明までして購入するものなので、一応シリアル番号と個人情報を関連付けて管理はできるでしょうが、それでもオークションに出すのを停止するほどの強制力を任天堂側が持っているとも思えません。それに、一応個人情報ですし、HPにも「企画目的以外では使わない」とうたっているだけに、下手に利用するわけにもいかないでしょうしね。

本当は、こうした転売対策のため、ヤフオク側などで発売直後の製品の出展をある程度制約する、とか合ってもいいんでしょうけどね。ただ、DSのように慢性的に品切れになってしまうと、どうしようもないところがあるのかも知れません。

結局のところ、需要と供給が最適に回ることが、メーカーにとっても消費者にとっても一番いいことなんでしょうね。転売屋が買い占めて欲しい人が定価で全く買えない、という状況が慢性化したり、それが犯罪組織の資金源になるような状況は、出来る限り起こらないようにして頂きたいものです。人々に夢と喜びを売る商売でもあるわけなので。