Splatoon 完成試射会

苦戦の続くWiiU。頼みの綱のゼノブレイドクロスも、ある程度予想通りながら初週8.6万本と起爆剤とはなりえませんでした。

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Amazonレビューとかも、前作ゼノブレイドとの比較で「思ってたのと違う」という感想が多数ですね。自分も発売日に購入したのですが、序盤の動画連発と喋らない主人公にかなり萎えてました。

さて、そんなWiiUのある意味今年度最後の弾となるのがSplatoon(通称:イカ)です。

Splatoon (スプラトゥーン) [Wii U]

Splatoon (スプラトゥーン) [Wii U]

E3で発表して、任天堂の久しぶりの新規IPとして大いに注目を集めた作品ですね。FPS、TPSでの対人戦に対してある意味Apple的な「再発明」とも言うべき作品として非常に高い評価をされました。

そのSplatoonの発売を今月末に控え、その体験版が土日限定で公開されました。

Splatoon(スプラトゥーン) | 完成披露試射会

オンラインプレイのみの体験ということで、時間も制限製。5/9の12−13時と20−21時、そして5/10の4-5時。5/10の方は明らかに日本を考慮してない時間帯なので、今日の2回のプレイで体験してみました。以下、簡単に感想を。

チュートリアル

最初にチュートリアルとしてひと通りの動作を学びます(+でポーズしてスキップも可)。キャラクリとしてガールとボーイを選択でき、眼の色と肌の色だけ選べます。この辺りは最低限のジェンダー配慮ってところですかね。

まずエイムがいきなりGamePadのジャイロ機能なのに面食らいましたね。水平に近い感じが標準視点で、そこから視点の上下はGamePadの上下で。左右の動きもGamePadで出来ましたが、こちらは一応Rスティックでの移動もできました。身体の動きだけだと左右は限界ありますからね。いずれにせよ、GamePadでのエイムはかなり癖がある印象でした。一応、設定でRスティックでの上下にも変更可能なのですが、こちらはこちらでちょっと動きの幅が硬いというか。素早く影夢するならジャイロのほうが良さそうで、結構慣れを必要としそうです。

インクの発射はZRで。押しっぱなしで連射できますが、インク切れの概念もあります。ZLでインクにイカ姿でもぐり、これでインクも同時に補給されます。イカ姿だと同じ色のインクの中を高速で移動できるので、補給と移動とうまくバランスがとれている感じでした。Xボタンでジャンプ。壁もペンキで塗ってからZLでイカ姿になって登れたりとギミックもあり。この辺りは一人プレイだと特に活用が必要になってくるんでしょうかね。

対戦プレイ

さて、チュートリアル後は対戦。選択できるのは4つの武器。わかばシューター、スプラローラー、スプラシューター、スプラチャージャー。わかばシューターが一番シンプルな感じですね。ローラーが色をぬる面積は大きく、Rでのボム攻撃も強力。ただ動きが遅く射程も狭いので他のシューターとの対決で向こうに距離取られると辛いですね。スプラシューターはわかばの強力版という感じですが、結構インク切れが起こる感じ。チャージャーはかなり特殊で、ためうちで直線上にインク、さらに射程距離も長く、高台でのスナイプとかがかなり楽しい。今日のプレイでは、ローラーが圧倒的に簡単かつインク塗り効率がいいので強かった印象ですね。プレイヤースキルに依存しないところが大きいというか。

対戦の形式は4人対4人での対決。8人マッチしてからの戦闘で、待ち時間はGamePadの方でジャンプゲームが遊べます。自分は1ステージもクリアできませんでしたが。(すごくどこかで見たことがあるゲームなんですが、なんだったかな…)
対戦のマッチングは早めですが、2時間のプレイで5回ぐらいはエラーありましたね。相手につながらない、とかいう。WiiUの共通エラーダイアログが出てくるのはちょっと心臓に悪かったです。WiiUメニューまで戻されないので良かったですが。

プレイとしては、GamePadにうつるマップと現在の塗り進み状況をみながら適宜陣地を広げていく感じ。相手にやられてもスタート地点からリスポーン、さらに味方キャラのところまでジャンプできますので、必然的にGamePadはよく使います。ローラーが強かったためこのローラー比率でだいぶ勝敗が決るところがありましたが、うまくやればローラー1シューター3とかでも勝てたところがあるので、まだまだ皆手探りという感じ。世界同時、時間限定体験会ということで、こういう皆の手探り感は楽しいですね。プレイヤースキルに決定的な差がまだついていないというか。2時間やって、勝敗は6:4といったところでしょうか。ラスト20秒ぐらいまで圧倒的劣勢だった状況で人のいない相手陣地奥にローラー乗り込み、ゴロゴロと塗替えしまくってギリギリ勝利に持ち込んだときはニヤっとしました。

感想

なかなかおもしろかったです。ゲームバランス的には初心者が多い段階ではローラー有利な印象。対プレイヤーで引き撃ちされると弱いですが、チームに1,2はいないと厳しい感じですね。この辺の武器の比率のマッチングとか製品版ではどうなるんでしょうか。構成までまったくのランダムだと、ちょっと運要素が多くなってしまうかも。

体験版では2ステージだけだったので、あまり長時間やっていると飽きそうです。製品版だと1プレイもあるのでそっちでプレイできるかんじかな?プレイヤースキルに差が出てきたときにどんな感じになりますか。日本ではあまり売れないとは思いますが、チャット機能とかも特になくプレイヤー名見ても日本人か外国人かわからないところもあるので、ランダムマッチングベースならそれほど寂しくなさそうな感じはします。WiiUのある意味最後の注目タイトルとして果たしてどんな成果となりますか。