「ゴッド・オブ・ウォー I」クリア
海外で昨年11月に発売され、3/18に日本でも発売された、ゴッド・オブ・ウォーコレクション。
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2010/03/18
- メディア: Video Game
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GODIIIをプレイする前に過去の作品を復習しておこうと、海外版を購入してプレイ中。先日中盤までのインプレッションを記しました。
「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」北米版インプレッション - わぱのつれづれ日記
そして週末プレイをし、Iをクリア。クリア時のプレイ時間は10時間半ぐらいでした。結構探索をしっかりやってアイテムもほとんど回収、ザコ敵も基本は無視せず倒していたので。以下、追加の感想です。
かなりシビアなトリックの数々
中盤以降は、結構トラップ関係で条件が厳しいものが多く、なんどもリトライさせられました。水中で迫り来る板を避けて泳ぎ奥の穴に向かうところでは、R1でのダッシュの方向がいまいち定まらず大苦戦。他にも、時間内に石の箱を動かして上に登らないと下から槍が出て串刺しにされるところでは、箱移動後最後の2段ジャンプが焦って上手くいかないことがしばしば。各々30分ぐらいはプレイしたでしょうか。そして最後の方の飛び石系もちょくちょく失敗。極めつけは回転する柱に刃がついているところを上るところですね。一度でも刃に当たれば最初からやり直し。EASYなのでダメージはたいしたことないですが、非常に神経を使う作業でした。
EASYモードでは戦闘は楽
EASYモードでプレイしたため、戦闘自体はさほど苦労せず。初見のボスとかでも体力的に余裕があるためゲームオーバーにならず倒すこともできました。その分、ゴリ押しでなんとかなってしまうため、防御とかのテクニックがあまり向上しませんでしたが。ラスボスも1戦目は初見で撃破、次の家族防衛戦は膨大な敵の数には手を焼きましたが、HADESのMAXレベルの魔法で攻略、最後のラスボス2戦目は、一度斬り合い&CSをしただけで相手の体力が激減、あっという間に倒せてしまいました。攻略サイトなどを見ると、最上級のGODモードは死ぬほどの難易度のようですが、とりあえず一旦クリアしたということでここまで。
うまくまとまったストーリー
ストーリーとしては、冒頭の自殺のシーンに対して、うまく最後でつながりを見せています。主人公のクレイトスは征服欲の固まりで一般市民も殺しまくる残虐性を持っているため、家族がらみのエピソードであれだけ苦悩するのは、それはそれでエゴの固まりだなぁ、という印象は持ちました。神もなんか詐欺くさいやりとりですし、ある意味皆、「美しくない」部分を見せているところが、大人向けといえば大人向けか。
充実のクリア特典
クリア特典がなかなか充実していましたね(画質は流石にボロボロでしたが)。メイキングビデオでは、ディレクターやデザイナーたちの葛藤やこだわりなどがいろいろ伝わってきました。主人公である禿頭クレイトスも、初期の頃は結構カッコいいヒーロー的なデザインだったりするんですよね。プレイ後の感想としては、クレイトスのデザインは今のものがベストだと思いますが、日本に限れば初期のカッコいいデザインの方が受けたかもしれません。
モンスターのデザインでも、没キャラCGなどが見られますが、ボツの理由が「カートゥーンっぽい」とかいう理由だったりしますし、大人向けのゲームであることのこだわりも見られます。初期のモンスターには男性器もついていたとか。「女性の乳首は残すことができたけど、男性のは残せなくて残念」とかあるのが、和ゲーではなかなか聞けないセリフですよね。