Xbox360「オトメディウスG」ファーストインプレッション

今日、11/20は各種話題のタイトルが発売された日。自分もラストレムナントWiiどうぶつの森など、久しぶりに複数ソフトまとめ買いという状態でしたね。

オトメディウス ゴージャス! - Xbox360

オトメディウス ゴージャス! - Xbox360

その中から、まずXbox360用シューティング「オトメディウスG」をプレイしてみました。

オトメディウスG 公式サイト
Xbox 360「オトメディウスG(ゴージャス!)」本日発売! - GameSpot Japan

ざっと2時間ほどプレイしてみた感想をコメントしてみたいと思います。(多少ネタバレを含むかもしれませんのでご注意ください。)

2種類のゲームモード〜「オリジナル」と「ゴージャス」

まずはゲームの起動ですが、HDDへのディスク取り込み効果を調べるために、ファーストプレイはDVDでプレイ。ダッシュボードから起動して12秒後にはタイトル画面、その後も特にロード時間はほとんど感じられず、DVDでも十分快適な感じです。(ちなみにHDDに取り込むとサイズは3.4GB。起動までは7秒と短縮されました。)

冒頭「これなんてエロゲ?」みたいなポップなOPでスタート。OPに限らず、吉崎観音のキャラがそこら中に出てきますね。ゲームモードとしては、アーケード版を再現した「オリジナル」モードと、「ゴージャス」モードが存在。それぞれ、ゲームの進め方やシールドの扱いなどがちょっと結構異なっており、またゲーム自体もこの二つのモードで別物のように扱われています。

「オリジナル」はアスペクト比も4:3で、モードを選ぶとまたOPから始まります。動画は微妙に違っていて、ちゃんとアーケード版のOPの模様。スコア表示やその後のモード選択などもアーケード風で、メニューなどもアーケード用で別物になっています。さらに、タイトル画面に戻るメニューも無く、初見ではとまどってしまいましたね。とりあえず、スタートボタン→リセットを選ぶ事でタイトルに戻れましたが、感じとしては「オリジナル」モードを選ぶと完全に違うモードでゲームが起動してしまう印象です。

一方、「ゴージャス」の方はXbox360用に新規に用意されたモードで、アスペクト比は16:9。このモードは、いわゆる普通のグラディウス形式で、シリーズをプレイしている人にはなじみやすいですね。とりあえず、自分はアーケードでは全くプレイしていなかったので、この「ゴージャス」モードをまずプレイすることにしました。

面クリア形式の「ゴージャス」モード

まず最初に5人のキャラから選択。各々にレーザーの種類やミサイルの種類にバリエーションがあるのは、シリーズの特徴ですね。自分は、ダブルのミサイルが好きだったため、ファーストプレイはまず「トロン」というピンク色のキャラを選択しました。難易度はVERY EASY, EASY, NORMAL, HARD,VERY HARDの5つが選択可能。とりあえずNORMALでプレイしました。

その後のゲーム画面は、いわゆるグラディウスというか、パロディウス風ですね。キャラは3Dで描かれており、ジャギもなくヌルヌル動きます。自キャラはちょっと大きめですが、あたり判定はゆるめな印象。背景と自キャラとが混ざって弾やキャラが若干見づらいところも見受けられますね。ショットはAボタンで通常ショット&ミサイル、Yはそれの連射版となります。Aボタン押しっぱなしでも一定間隔で連射してくれるので、無理に連射することはありません。レーザーなどは、連射するとむしろ偏りが出てしまうので、使い分けが多少必要です。

ボス戦では、冒頭に吉崎観音の大キャラの絵がオーバーレイで入り、その後いかにもグラディウスっぽいボスキャラが出てきます。また、画面上部には体力ゲームも表示されるので分かりやすいですね。倒しきれなくても、制限時間耐えきればクリアになったりするのも、またグラディウスっぽいところです。

ゲームは普通の面クリア型。難易度はNORMALでも比較的易しめです。弾幕のようなシーンがあっても、おそらく意図的なんでしょうが処理落ちのようなスローモーションになるため、弾幕慣れしていなくても間を抜くことはそれなりにできます。さらに、コンティニューは制限無し。ですので、自分は初プレイからコンティニューしまくりで一気にクリアしてしまいました。

その代わり、ステージクリア後にキャラがコメントするのですが、コンティニューとかするといつもがっかり顔。その後表示されるグレードも最低ランクになってしまいます。クリアまでは大体1時間ぐらいでしたかね。一応、キャラごとにストーリーが異なる印象でしたので、また他のプレイヤーで試してみたいと思います。

ゲームをクリアーすると、gtというポイントをゲットできます。これを使って各キャラごとにいろいろなパワーアップパターンを購入していく感じですね。gtはキャラごとなので、全部のパワーアップを購入しようとすると、かなり繰り返しのプレイが要求されそうです。

3ステージを選んでプレイする「オリジナル」モード

ゴージャスを一度クリア後、今度はオリジナルモードをプレイしてみました。こちらは、アスペクト比がワイドになりますが、操作感自体はそれほど違いはなし。ただし、プレイスタイルがかなり独特です。1度のプレイはミッションという名前になっており、3ステージを自由に選んでプレイします。各ステージは難易度なども選べるようになっています。

さらに、プレイヤーの初期状態もいきなりシールドが備わっており、ボムにあたる要素も入っています。だいぶ通常のグラディウスからはアレンジが入っている感じですね。アーケード未体験だと、むしろこのオリジナルモードの方がアレンジモードのような印象すら受けます。ゲーム中も、敵を倒したりするとエレメントというものを収集できたりします。イマイチ使い道は分かっていませんが。

3ステージクリアすると、ptというポイントをゲット。これに基づいてレベルが上がっていきます。これによって選べるステージや難易度が増えていく形ですね。

手軽にマルチプレイ

その他、XboxLiveを使った要素もプレイ。試したのゴージャスモードだけで、こちらは単純な多人数同時プレイ、という感じですね。マッチングの方法はボンバーマンLiveなどと同様、クイックマッチとカスタムマッチ。クイックマッチは自動的に相手を見つけてくれ、カスタムマッチは条件に合わせて検索したり、自分でマッチを作成したりできます。

とりあえず、クイックマッチでは相手が見つからなかったので、カスタムマッチをデフォルト設定で作成。参加してきた人と協力プレイをしてみました。チャットなどは無いですが、手軽にシューティングを動じプレイできる感じでいいですね。プレイはホストがゲームオーバーになるまで続き、終わった後は、相手プレーヤーを評価するかどうかを選べます。このあたりは、XboxLiveの標準機能を使っている感じですね。

自分はまだためしていませんが、オリジナルモードの方だと「バーサスモード」というものになっており、お互いバラバラにステージをプレイしてスコアを競い合う形のようです。

まとめ〜手軽に楽しめるシューティング、今後のDLCの展開も注目

以上、ざっと触れてきましたが、プレイした感じとしては思った以上に面白かったですね。難易度が比較的緩いのが取っつきやすくて良かったです。Wiiウエアのグラディウスリバースは途中で萎えてしまってますからね。コンティニュー無限で、低ランクでもとりあえずクリアできるのはありがたいです。キャラとかも魅力のある作品ですしね。

さらに今後のDLCがどうなってくるかも、いろんな意味で注目ですね。キャラの追加やステージ、曲の追加があると言うことなので、これでどの程度プレイ内容にバリエーションが出てくるか。後はアイマスという例があるだけに、コナミがどの程度の価格設定をしてくるかも気になるところです。

シューティングというと、高難易度でとっつきの悪いという印象もありますが、このオトメディウスGは節々にグラディウスを彷彿させる演出があり、難易度も低めでだいぶ取っつきやすいと思われます。キャラがあまりにギャルゲしてしまっているので、そっち系が駄目な人は駄目かも知れませんが、特に抵抗感の無い人が手がるにシューティングを楽しむにはいいんじゃないでしょうかね。


P.S.
このゲームは、メニューなどで右スティックでカーソルを動かして、キャラにタッチすることが出来ます。ただ、Liveで硬派で通している方はくれぐれもやりすぎにはご注意をw。