マイケル・ジャクソン関連のゲームをソニーが発売する可能性？

KING OF POPと呼ばれ、世界中で無数のファンを熱狂させつつ、一方でマスコミからの心ないバッシングや訴訟などのトラブルに振り回されたマイケル・ジャクソン。ロンドンでの最後の公演が期待された中、突然訪れた彼の死に、多くの人が悲しみにくれたものです。自分の場合、最近になってから彼の良さが分かるようになり、ロンドン公演を楽しみにしていただけに、彼の死は非常に衝撃的でしたね。

彼の幻のロンドン公演は、リハーサル映像を中心に「This is it」というドキュメンタリー映画にまとめられ、世界中で大ヒットを記録しました。日本ではPS3とのBD同梱版も出ていましたね。

自分も遅ればせながらBD版を購入して視聴しました。50歳という年齢を感じさせないダンスのキレ、美しい歌声、そしてステージの完成度に掛ける情熱、参加するパフォーマー達のマイケルに対するリスペクトと努力、いろいろなものが混じり、いいドキュメンタリー映像でした。一方で、ステージとしてはやはり衣装が普段着であったり、カメラが固定カメラがSD画質だったり、演出が一部入っていなかったりと、リハーサルであるためにいろいろ未完成なところが見受けられました。マイケルのダンスなども、8割程度の力でやっている印象もあり、これが本当のステージだったらどれだけ素晴らしいものが見れたのか…、そう考えると悲しさがこみ上げてきます。

そんな今なお愛されるマイケルなのですが、彼のゲーム化に関する権利をソニーが更新、ゲームが出てくる可能性をkotaku japanで紹介しています。

可能性大！ソニーが企む、マイコーのゲーム化（動画あり）

ゲーム好きのマイケル、そして生前にはメガドライブやドリームキャストのゲームなどに積極的に関わって参加したりもしていました。ただ、こうして亡くなられた後、ということになると、正直微妙な印象もします。マイケルの死後、いろいろ死因が話題となり、結果として担当医が過失致死罪に問われることとなりましたが、個人的にはマイケルの死による喪失感の方が大きく、その後の騒ぎは「そんなことをしてもマイケルは帰ってこない」という思いが強かったです。

映画については、幻となって誰も見ることが出来なかったシーンを最後に確認できる、いわば追悼映画的な意味でよかったのですが、ゲームとなると果たしてどうなることか。もし仮にゲーム化するとしても、お金稼ぎに走るのではなく、十分に彼をリスペクトした内容になっていればいいですけどね。