ニンテンドーDSi購入 〜 ハードウェアレビュー
ついに発売されたニンテンドーDSi。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: Video Game
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今回は予約販売が基本であったため行列はあまり出来ていませんが、一応ビックカメラ池袋では行列ができて取材もされていたようです。
「ニンテンドーDSi」遂に発売。ビックカメラ池袋本店では約400名の行列ができる
また、通常店舗でもかなりのところが予約でいっぱい、もしくは品切れしているようで、前評判は微妙だったDSiもこのあたりの存在感はさすがといったところでしょうか?
自分は、前々から予約済みだったということもあり午後から他の買い物とかねて出かけ、購入してきました。
買ってきたのは上記のようにニンテンドーDSi本体と液晶フィルタ、そして歩いてわかる生活リズムDSの3つ。今回は本体の外観について簡単に触れてみたいと思います。
ニンテンドーDSiパッケージ
まずは、DSiの本体パッケージから。パッケージや外観などについては、すでにPC Watchで分解付きで詳細な記事が出ているので、ざっくりと個人的感想だけ触れてみたいと思います。
パッケージの外観は非常にスリムでコンパクト。すっきりしていますね。
内容物はDSi本体に各種マニュアル、予備タッチペンにバッテリ。ストラップは付属していないので注意が必要です。また、電源アダプタもDSLiteとは互換性が無いので注意。
高い質感としっくり来る外観〜部分的に気になる箇所も
作りとしては若干薄くなり若干縦長になった感じなのですが、質感がマットになり手のひらに収まりやすくなったところから、持った感じはDSLiteよりもずいぶん軽く感じます。
一方、細かいところの作りでは気になるところも。まずヒンジのところですが、自分のがはずれなのかもしれませんが若干左右に遊びがありガタガタ言います。もっとも、DSLiteではこの部分の強度について壊れやすいと指摘があったので、意図的に遊びを設けているのかもしれませんが。
それ以外では、SDカードのところ。やたらと蓋ががっちりしていて開けづらいです。それから、蓋を開けると内側が安っぽいねずみ色なのがちょっと残念。分解写真を見る限り、こっちも強度を維持する機構のようですが、外観と同じく黒色にしておいて欲しかったですね。
ちなみに十字キーの隙間も、押したりすると下側のパッドの白色が若干見えてしまっていますね。プレイ中に目にすることは内ですけど、このあたりもちょっと残念なところです。(というか、どっちも本体色が白の場合は目立たなそうですが。)
クリック感は良好〜電源ボタンは相当固い
ボタンの押し心地はちゃんとクリック感がありDSLiteより改善されています。斜め移動もDSLよりは楽です。
一方、本体前面に移行したPOWERボタンは誤動作防止のためかやたら固いですね。左手片手で持っている状態で、親指の腹で押そうとする押せないぐらいというのはどうかと。タッチペンを右手で持っている状態だと普通に起きるシチュエーションだと思うのですけどね。落下防止のためにも、電源を切るときは両手で持った方が良さそうです。
液晶は輝度・色・画質とも良好
そして、DSiの特徴でもある液晶の変更と大型化。これについては、DSLiteと比較した写真を以下に載せておきます。
輝度的にはDSLとDSiでそれほど大きな差は感じませんでした。最高輝度同士だと、若干DSiの方が明るいかな、という程度。色味としては、自分のDSLは若干青いというか赤みがあるような色味だったのですが、DSiではより自然な色合いになっています。とはいえ、写真で見るようにわずかな差ではありますけどね。
堅実なアップデート〜内部的には変化有り?
以上、細かい駄目出しをしながら触れてみましたが、逆に言えばそれ以外の部分は基本的にはDSLiteと同様という感じ。全般的に堅実なアップデートという印象です。PC Watchの分解記事でも、DSLと似た構造という指摘もありますしね。
一方で、CPUやメモリについてはDSLからのグレードアップがあるのではないかとも言われています。そもそもDSLの時はニンテンドーDSブラウザーに拡張メモリが付いていたのが今回消えていますしね。また、「シーマン」などで有名な斉藤由多加氏のブログでは「CPUが倍になった」と、クロックアップされたことを匂わせるような発言もされています。
DSiではバッテリ容量の持ちが悪くなったことが問題に上げられていましたが、液晶サイズやバックライトの輝度、電源容量の削減だけでなく、CPUやオーディオ、無線などの内部パーツの変更の影響もあるのかもしれません。
現状ではそこまでDSLiteとの差を感じはしないDSi。ただ、いろいろなところで「次のDS」への土台となるスペックに更新されている気がします。DSiならではのソフトが出てくる年末商戦が本当の真価の発揮場所となるのかもしれませんね。