桜蘭高校ホスト部がおもしろい

アニメが大量にあった今期ですが、結局継続で見ているアニメはかなり少なくなっています。世の中的には涼宮ハルヒの憂鬱がダントツで注目を集めているようですが、個人的にその涼宮ハルヒに勝るとも劣らないと思っているアニメが「桜蘭高校ﾎｽﾄ部」です。タイトルがタイトルですし、少女マンガ原作だったため、「ああ、最近よくある腐女子向けアニメか」と最初は敬遠していたのですが、見てみるとこれが非常におもしろい。アニメ自体のクオリティが高いことも確かなのですが、原作そのものが男性が読んでも十分楽しめる作り。自分の中ではマリア様がみてる以来の少女漫画・小説もののヒット作ですね。毎週楽しみに見ています。

桜蘭高校ホスト部のどこがおもしろいか、なぜ男性から見ても拒否感が少ないかというのを以下に列挙してみます。

• 主人公藤岡ハルヒ（女性だが男装してホスト部所属）の性格がさっぱりしており恋愛感情がないため、少女漫画にありがちなドロドロした展開がない
• ハルヒに他のホスト部の男性も夢中なのだが、別に激しい奪い合い要素はなし。逆に、なぜ「男性陣にもてるか」の説得力を増すためにハルヒが非常に魅力的なキャラとしてかかれている。
• ハルヒが一人庶民で親近感が沸く
• それ以外の要素が基本的におバカ、おちゃらけで軽い

自分が感じるのはこのあたりですかね。アニメ版では、さらにスタッフが「ラーゼフォン」、「鋼の錬金術師」、「おジャ魔女どれみ」といった有名どころがそろっており個々の演出などのクオリティが高いこと、アニメ関連の歌手として有名な坂本真綾がハルヒ役をやっているところなども、ポイントが高いところです。今日の話でも、ハルヒの父親（オカマ）を子安武人が演じていてかなり笑えましたw。自分の中では子安武人と言うとスナフキンだったので、ギャップありすぎてw。
桜蘭高校ホスト部

涼宮ハルヒもホスト部も、すでに原作は読んでしまったのですが、アニメを見ていて熱中できるのは正直ホスト部のほうですね。小気味よいリズムで、原作を知っていても見ていてぐいぐいと引き込まれてしまいます。

このホスト部は、どうやら2クールあるようです。もし、そのタイトルや少女漫画原作、ということで食わずぐらいしている人がいたら、是非一度見てみることをおすすめします。基本的に一話完結の話が多いですし、設定なども公式ページのあらすじや人物紹介で正直事足りると思うので。