涼宮ハルヒの憂鬱 第4話

話題のハルヒですが、ますますぶっ飛んだ構成できましたね。前回の宇宙人ネタの話を吹っ飛ばして、いきなり古泉一樹はいるわ、長門が呪文使っているわ、みくるは現在の友達とかいいだすわ。もう、原作知っていない人は何がなんやら、という感じでしょう。前回の予告で涼宮ハルヒが第7話と言っていましたが、実際にそういうことなのでしょう。DVD化される際に正しい順番に入れ替えるのかしら?そうなると予告の台詞は地上波オリジナルということになりますけど。
さて、なんで話をシャッフルしているか、ということですけど、一つは超監督涼宮ハルヒとしてクレジットされている、という演出的な都合もあるでしょう。ただ、もう一つは鶴屋さんキョン妹といった魅力的なキャラを早めに、しかも原作の展開を忠実に守ったまま登場させるという、裏技的な意味合いもあったように思います。ハルヒがつまらなく思うと閉鎖空間が、という話も、たしかに原作知らない人にはちんぷんかんぷんでしょうが、この話に限ってはまあその辺がわからなくてもなんとかついてこれる?かもしれない話ですし。みくるをポニーテールにする際にキョンの顔色伺うハルヒとか、最後にキョンが満足したと聞いて満足するハルヒのデレ描写がなかなかすばらしかったです。
次回はようやく前回の続き。長門の宇宙人の話、ハルヒの存在、能力の謎も徐々に明らかになってくることでしょう。原作未読の人がついてこれているかどうか心配ではありますが、期待してみていきたいと思います。ついでに、CMによれば新刊も5/1に出るようで。こちらも必読ですね。


P.S.
MOON PHASEさんがアニメ版の構成と原作の構成、およびその話の時系列について一覧にしてくださっています。ネタバレっぽくもありますが、非常にわかりやすいので一見。
MOON PHASE 雑記 - 「涼宮ハルヒの憂鬱」時系列