通常のゲームでも「ながらジョギング」〜加速度付き周辺機器「jOG」

Wiiの代表的ソフトであるWiiFit

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱)

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱)

いろいろなトレーニングがあるWiiFitですが、個人的に気に入ったトレーニングが「ながらジョギング」です。一旦メニュー選択後、後は画面を通常にTVに切り替えてもリモコンの音だけを頼りにジョギングを継続できるというもので、自分も熱心にダイエットしていたときは、これを毎日20分行っていたものです。

「Wii Fitを通じたダイエット」成果レポート 〜 発売から半年で体重約15kg減を達成 - わぱのつれづれ日記

こうした、別のことをしながら運動が出来るというのは、退屈になりがちなトレーニングを継続するのにいい動機付けになるのですが、この「ながらジョギング」ライクなものを通常のゲームにまで適用してしまおう、というものが開発されたようです。

jOG Wiiコントローラーは走ってプレイ - SlashGear Japan
あらゆるWiiゲームをジョギング操作に対応させる「jOG」 - Engadget Japanese

仕組みとしては、Wiiリモコンとヌンチャクの間に加速度センサ付きの装置「jOG」というものを挟み込む形。単体で万歩計にもなるようですね。プレイ動画を見る限りはいろいろなゲームに汎用的に使えていることから、おそらく走っている間だけヌンチャクの操作が有効になる、という仕組みになっているんじゃないでしょうか?

普通、キャラの前進はアナログスティックを上に倒すことですので、歩数=前進とするのは結構難しいと思いますので。まあ、走っているときだけスティックを前に倒したのと同じ効果とし、その走るスピードでスティックの倒す度合いを変化させるとかやると、より身体の動きと連動はしますけど、どの程度精度が出せますか。

SlashGearのサイトの記事によれば、PS2版もあるとのこと。通常の握りこむタイプのコントローラよりはWiiのセパレートタイプの方がまだ操作しやすいかもしれませんが、それでもゲームによっては結構大変になる印象はあります。価格は20ポンドということで日本円で約2600円。またどこかの輸入会社が日本でも販売するかもしれませんね。

走りながらゲームプレイというのは端から見れば奇妙に映るかもしれませんが、個人的にはゲームプレイ中の姿を人に見られる機会は少ないですし、特に気にはなりません。町中でゲームするわけではないですからね。(気になるのはむしろ床に伝わる振動の方でしょうか。)ゲーム好きだけどあんまり運動する機会がないと思っている方には、結構お薦めな製品のような気がします。