NHK BS2「アニメギガ」で平野綾・ハルヒ特集
堅いイメージのあるNHK。自分もアニメ以外ではメインで見るテレビはNHKのニュースやドキュメンタリー、スポーツ中継が中心で、その質の高い映像を楽しんで見ているくちです。
しかしそんなNHKですが、BS2では昔からBSマンガ夜話という有名なオタク向け番組があり、最近はアニメ夜話の他にもいろいろとアニメ・マンガ関連のディープな番組を提供していたりします。
そんなBS2で、新たにディープな番組が放送されました。それは以下の「アニメギガ」番組です。
アニメの重要人物のロングインタビューをするという趣旨の番組のようですが、今回のゲストは平野綾。涼宮ハルヒの憂鬱で一躍有名になった声優ですね。かなり癖は強いですが、歌唱力なども高く演技力も多彩だったりと注目されるだけの実力を持った人だと思います。最近だと「らきすた」のこなたでちょっと変わった演技をしていていい感じです。
そんな平野綾がゲストだっただけに、番組でもかなり詳細にハルヒのアニメ映像が。京都アニメの、いわゆるオタク絵がNHKで普通に長時間オンエアされる様は、なかなか爽快でしたね。番組の紹介でも、完全に総集編状態でラストのキスシーンまで入るネタバレオンパレードな内容でした。
ライブアライブの裏エピソードも
また、ハルヒを象徴する回として有名な「ライブアライブ」についても、あの顔アップシーンまで紹介していました。
ここの部分のエピソードはなかなか面白かったですね。以下、その部分の平野綾のコメントを引用してみます。
−平野
もうハルヒが始まったときから、「ハルヒの全てが決まるのはこの回だよ」っていうふうに、言われていたんですよw。なので、ものすごいプレッシャーで。
（ハルヒは）ピンチヒッターで入ったんですよ、さっきのシーンというのは。なので、こう、すごく緊張していて。でも、出れなかった代わりのメンバーのために頑張って歌わなきゃいけない、というので、自分の持てる力をいっぱい出して、頑張って歌うっていうシーンがあって。
で、まあ、あたしの歌のが先だったので、撮ったのが。絵がまだ出来ていなかったんですけど、すごい「ここの顔はアップなんですけど」って説明をうけていて。で、同時にレコーディングしている最中に、カメラを回してらっしゃったんですね。で、「何で、これ何に使うんだろうな？」って思ってて。「あ、きっとDVDの特典映像とかかな？」と勝手に思っていたら、違くってw。
そのあたしの歌っている表情を参考にして、ハルヒの歌っている表情を描いてくださった、と。
ちょっとショックでした。「あたしこんな顔して歌っていたんだ」って思ってw。こんな必死になってたんだ、と思って。
…なんかすごく、自分と重ね合わせて、あの回はやってしまったな、という感じがします。
すでにどこか雑誌などでは出ていたネタなのかもしれませんが、自分は初耳だったんで驚きましたね。ギターのシーンとかのリアリティは話題になっていて知っていましたが、あの顔のシーンが平野綾本人の映像から作られていたとはw。京アニのこだわりのすごさを思い知らされます。
再放送は5/2 BS-hiで
今回の放送を見逃してしまった人も、HPの方を見てもらえば分かるように、もう一度5/2 18時から放送があります。しかも今度はBS-hiなので、ハイビジョンでの放送となるはず。興味のある方は必見ですね。
現在京都アニメーションが制作している「らき☆すた」も、主人公は平野綾。OPはハルヒED路線を引き継いだ電波ダンスソングで中毒性がありますし、ニコニコ動画で何度も見ていたりします。本編は相変わらず京アニらしく、原作のゆるーい雰囲気を忠実に再現した高いクオリティ。まったりしすぎなためハルヒファンでらきすた原作未読にはつらい印象はありますが、自分はあずまんが大王以来、この手のスクールゆるマンガは好きなので、継続的に見ていきたいと思います。
