海外版「世界樹の迷宮」公式HP開設

知育系の多いニンテンドーDSの中で、ゲーマー向けに特に高い注目を集めた世界樹の迷宮。あいにく、ゲームショップや問屋から軽く見られて初回受注が集まらず、結果的に品切れ続きで大きな機会損失をしてしまいましたが、それでもDSの新作RPGとしてはなかなかのヒットだったように思います。

このゲームのプロデューサーである新納一哉氏はこの後、アトラスを退社しています。

わぱのつれづれ日記 - アトラスを退社?!〜「世界樹の迷宮」ディレクター新納一哉氏ついて

新納氏の転職が注目されましたが、その後DS「ルミナスアーク」を開発したイメージエポックへ入社されていることが確認されています。
ホコタテブログ: 「カドゥケウス」「世界樹の迷宮」の開発者 新納一哉氏がイメージエポックに入社


さて、そんな世界樹の迷宮ですが、ウィザードリィライクなゲーム性だけに、海外での展開も予定されています。その公式HPが開設されたようです。

Game*Spark - : オリジナルコミックも!世界樹の迷宮『Etrian Odyssey』海外版サイトがオープン by Miu

Etrian Odyssey

日本版の最初の頃のサイトみたいな感じですね。また、日本版HPで多数公開されていた日向氏のマンガも英訳されて掲載されているようです。

とくに、GameSparkさんのところで紹介されているのが以下のマンガです。

Etrian Odyssey Comic

GameSparkさんはこれが海外オリジナルと思われて日本語訳をされているのかもしれませんが、実はこれは実際には世界樹の迷宮初回特典であるミニサントラCDについていたマンガで、自分も大好きなものです。当時の自分のレビューで詳細を紹介しています。

わぱのつれづれ日記 - 世界樹の迷宮『早期購入者特典ミニサントラCD』レビュー

日本語版の時点で、なぜか縦書きなのに左から右へと読む漫画になっており、変な印象がしたのですが、英語版だとこれが普通ですので自然な感じですね。もしかしたら、最初からこうした展開を考えて左から右のレイアウトにしたんでしょうかね?英語版と日本語版、見比べてみるのも楽しいかも知れません。


世界樹の迷宮自身が、洋ゲーであるウィザードリィ風、さらに手書きマップなども世界的にもなじめるシステムのように思います。あとは、日本でも一部でネックと思われたキャラデザインですかね。果たして海外でどの程度受け入れられるのか、注目ですね。