美しすぎる小島武夫の九蓮宝燈〜モンド21麻雀プロリーグ第3回名人戦にて
日本の多くの人に親しまれている麻雀。マンガやアニメでは「哲也」や「アカギ」などが若い麻雀ファンの中でも有名ですが、最近ではアニメ「咲-saki-」の影響で、これまであまり麻雀を知らなかったような人も目にする機会が増えてきているようにも感じます。
自分の場合は、子供のころに「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」で麻雀を覚え、週末に友達の家に集まってよく麻雀を打っていたものです。金もかけずワイワイやるテーブルゲーム感覚でしたね。ツバメ返しとか元禄積とかを練習して遊んでいたのが懐かしいです。
さて、そんな麻雀なのですが、ニコニコ動画の毎時ランキングを見ていたところ、非常に面白い動画が上がっていたので紹介したいと思います。
わずか8順目で九連宝燈、無駄ヅモは1回のみ
その動画とは、小島武夫プロが九連宝燈をあがった以下の動画です。(YouTubeに差し替え)
詳細は以下の2chまとめ記事が参考になります。
【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´):ミスター麻雀!小島武夫が役満『九連宝燈』を和了!!
九蓮宝燈というのは、麻雀の役満の中でも非常に作ることがむずかしいことで有名な手。映画・麻雀放浪記のラストで筒子の九連宝燈を上がった際にその人物・出目徳が死んだシーンなども有名で、「上がったら死ぬ」とも言われている手です。以下、コナミのACゲーム麻雀格闘倶楽部における和了統計データです。これを見ても相当な低確率であることが分かります。
それを、この小島武夫プロは、なんとわずか8順目で和了。無駄ヅモがわずか七索の1回のみというすごさ。ラストの連続引きはすさまじいものがありますね。自分もこの動画を初めて見たときは、最後の方の流れは鳥肌もの。そして見終わった後、「この動画見ただけじゃ死なないよね?」と心配になったほどでしたw。
9面待ちの純正九連宝燈ではありませんが、ちゃんと萬子の九連宝燈で美しいです。途中の金子プロの3筒の鳴きが無ければ達成しなかったというのも、本当にマンガを見ているかのような運の流れですね。このあたりは、片山まさゆきのマンガにもよく登場する馬場プロのエントリが詳しいです。
バビィのバカヅキサイクロン : 出た〜!ミスターの九蓮宝燈! - livedoor Blog(ブログ)
しかし何よりも、絶妙なのが実況。特に九連宝燈の可能性について言及されたときに、「そんな馬k…」とまで発言したそのタイミングで該当牌をつもってくるシーンは、あまりに絶妙。リアルなフラグを見た思いです。その後の八萬のツモの時の「いた!」という実況、そして最後の九萬(ラス一)を盲牌で小島プロが探り、その数字だけをチラッと見せたときの「あー、いたっ!!」という絶叫。本当、ぞくっとしますね。この盲牌をしたときの小島プロの心境を想像すると震えが来そうです。
他の九連宝燈の例
九連宝燈の例としてYouTubeにも他のプロの例が挙がっていました。こちらは小島プロのものほど綺麗な流れでの九連宝燈ではありませんが、逆に最初の配牌が九連宝燈とかけ離れていただけに、よくぞここから持って行ったものだと、また別の面白さがありますね。
MONDO21で該当回を再放送中、ニコニコ動画でもそのうち有料配信?
ちなみに、この小島プロの九連宝燈の様子は、MONDO21という番組の中で報じられたもののようで、今日の17:30から再放送が予定されています。
株式会社ジャパンイメージコミュニケーションズ : 小島武夫が役満『九連宝燈』を和了!! 「モンド21麻雀プロリーグ」 : News2u.net
また、このMONDO21自体はニコニコ動画でも有料の番組配信をやっているので、そのうちこの九連宝燈を上がった回のフル版が配信されるかもしれません。
MONDO21オンデマンド@ニコニコ動画 :: MONDO21
2週間で200円ぐらいなので、この前後の流れを見る意味でちょっと見てみたい感じもしますね。