ニンテンドーDSに新型登場?〜日経新聞でリーク記事

ゲーム業界の拡大に貢献し、名実共にNo.1ハードに君臨しているニンテンドーDS。一方で、DSLiteの発売(2006/3/2)から2年半以上が経過し、今年度はPSPも大躍進したことや、ファミ通の浜村氏の発言などにより、DSの新型がそろそろ発表されるのではないか、ということがいろいろなところで噂されていました。特に10/2には任天堂カンファレンス2008が開かれるだけに、そこでの発表があるんじゃないかと想像されていましたね。

そんな中、今日の日経新聞朝刊でより具体的な情報が報道された模様です。日経ネットでも簡略版が上がっていますね。

任天堂DS、年内に新型機 カメラ・音楽再生機能追加 - NIKKEI NET(日経ネット)

日経は日本を代表する大手新聞で有りながら、相変わらず会社発表を無視してガンガンすっぱ抜き記事を載せますよね。中には、会社側から報道インパクトを狙って自らリークしているケースもあるのかもしれませんが、ものによっては日経報道によって事態がこじれたり市場が引っかき回されることもあるので、個人的にはあまり好感は持てませんね。偏見が入っていることもありますし。任天堂は特にこれまで秘密主義を貫いていてサプライズ発表を度々行っていただけに、今回の報道は本当だとしても苦い気持ちで見ていそうです。

一応、この記事に掲載されている内容について考察してみますと、一つは「カメラ機能搭載」ということが目新しい要素のようです。また音楽を取り込んで聴く機能もついているようです。そうなると、DSにWiiのような内蔵メモリが搭載されるか、microSDスロットが付くか、といったところでしょうか?現状DSが好調な段階でDSのプラットホームごと変えることは想像しにくいので、あるとしたら液晶の機能などを改善し、これまでバラバラに出していた各種応用ソフト(WWWブラウザ、プレイやんなど)の機能を一括型にした豪華版、というところですかね。バーチャルコンソールのソフトをDSで持ち出せるような拡張があると面白いですけど、WiiとDS共にUIやメニューにも影響が出る部分となるため、現行DSLiteと分かりやすく区別して説明のがちょっと難しそうな気もします。

とりあえず、よくある流れだと任天堂から「現時点で決定している内容はありません。」などの否定発表があってから、10/2のカンファレンスで改めて発表という形でしょうか?今回日経が報道しているような内容だけ見ると、PSPとそれほど変わらない路線で驚きに欠けるところもあります。最近サプライズ要素が欠けている感じもする任天堂ですので、今度のカンファレンスではこの報道がちっぽけに見えるぐらいの大きなサプライズ発表を期待したいところです。