年賀はがきでオリジナルDSゲット!

10月はじめから民営化された郵便局こと日本郵政。民政化によって、いくつか新しいビジネスに参入していったりしているようですが、ちょっと違った方面で新しい展開も見せています。それは、なんと年賀はがきのプレゼントに、任天堂と組んでオリジナルのDSを提供する、というものです。

年賀はがき限定オリジナルDS Lite、25万分の1 - Engadget Japanese

以下が実際の年賀状お年玉の景品リストです。

郵便年賀.jp|2008年お年玉賞品

自分の古い記憶では、年賀状のお年玉というと、いい商品でも海の幸セットとか、その程度のいわゆる渋いプレゼントのイメージだったのですが、今回はかなり人気どころの商品をそろえている感じですね。特に上で述べたように、このお年玉プレゼント専用に任天堂が限定版赤色DSLiteを用意しているのがちょっとすごいですね。

この辺は、岩田社長らしいアピールの仕方だな、と感じましたね。元々岩田社長の戦略には「ファミコン時代のような、家族でやるゲーム」というのが一つ根底にあります。実際、コナミの小島氏なんかもそういった表現を雑誌インタビューで使っていましたよね。

「Wiiはテレビ、PS3は映画」 by 小島秀夫氏 - わぱのつれづれ日記

年賀状についても、今はすっかり携帯電話で済ませる人が増えてきている状況。それを逆手にとって、今ではKDDIと郵政が組んで携帯で年賀状が送れるサービスなんてのも始めちゃったりしていますよね。

asahi.com:携帯メールを年賀状に印刷・配達 郵政とKDDI提携 - ビジネス

しかし、やはり年賀状というのは親しい人から手書きでもらったりして楽しんだりする、非常に家族、人のつながりを意識させるもの。そうした年賀状という存在と任天堂の現在の視点は、非常に相性がいいように感じますね。

もっとも、商品があたる確率は100万分の4と非常に低いものとなっています。果たして、総数はどれぐらい用意しているんでしょうね?願わくば、当選→即ヤフオクという流れにならないといいのですが。