ニンテンドーDSブラウザー発売

今日はニンテンドーDSブラウザーの発売日。ネット販売のみだっただけに、フラゲ報告も少なく、一斉に今日になって掲示板やブログなどであがってきた感じですね。読んでいるといろいろ皆さん試行錯誤されているらしく、楽しそうで、自分もやはりネタとして購入すべきだったかな、とちょっと後悔。
そんな中、impressのBroadbandWatchで詳細なレビューが掲載されてます。
ニンテンドーDSブラウザーのブラウザ機能をチェック
まず、レビューに使っているのがまだ日本未発売のジェットブラックなところが注目w。もしかして、個人的に輸入版を買った記者が自慢目的で載せているのか?まあ、参考になるのでいいのですが。
こちらのレビューを見ていると、ボタンや十字キーにいろいろな機能が割り当てられているようですね。画面切り替えなどはこのDSブラウザーでは必須となる分、ボタンでもできるのは便利そうです。文字認識については、ひらがなとカタカナとの誤認識が多い模様。まあ、たしかに分かりづらいところもあるかも。でも、これは人によって文字の書き方が違うので、個人差はありそうですね。
通信速度は、画像読み込み版でベンチマークしたところ160kbpsだということ。やはりDSの処理能力が遅いことから、画像が多いと速度が遅くなるようです。自分も昔Pentium100MHzのPCでウェブを見ていたことがありますが、たしかに画像があると表示に時間がかかりました。最近は十分にPCが早くなったのであまり感じなくなりましたけど、処理速度も表示速度に影響するといういい例ですね。
Cookieが電源を切るたびに消えることは先日のインタビューでも明らかになっていましたが、それに対する解決案としてこの記事としては以下のような提案。

ワンクリックで入力できるショートカット機能は7文字までのカスタマイズが可能なので、短いIDであればショートカットに登録しておくという使い方も可能だ。

いや、それってどうよw?これって、「忘れやすいIDなどは、ポストイットにメモしてディスプレイに貼っておきましょう」と奨励しているのとあんまりレベル変わらないんですけど。わざわざCookieを消す面倒くさい仕様にしたのは、任天堂がセキュリティを意識してのモノなのに、わざわざセキュリティホールになるような使い方を奨励するのは、正直いただけません。気持ちは分からなくはないけど、セキュリティに敏感なはずのメディア側が進めるのはまずいと思いますね。

拡張メモリについては、PSPではメモリ不足が頻発するのに対して、DSブラウザーOperaでは適時メモリをクリアできるので致命的にはならないらしい。ただ、この程度であれば、PSPでもファームアップでそのうち対応しそうですけど。


以上がBroadbandWatchの記事ですが、実際にネットではいろいろ他にも検証されている模様。
FrontPage - ニンテンドーDSブラウザーWiki
また、DSブラウザーで利用しやすいレイアウトのポータルサイトなども作られています。
DS案内所
ぽあたる

個人的には、2chのスレなどで書かれている「コピペができない」というのが気にかかりますね。携帯のメールですら、普通にコピペぐらいできますし、長い文章などを書いていると、文章の推敲時にコピペすることはよくあります。また、直書きされたURLなどをコピーしてアドレスバーに貼り表示する、と言う使い方もあります。コピペは、ブラウザの基本的な使い方の一つだと思っていたので、それがついていないのは正直以外でした。何らかの形で改善できればいいのですけど、アップデートとかはさすがに難しいのだろうなぁ。あと、ATOKで単語登録できないのも、場合によっては不便そう。あくまで、サブ的な閲覧メインの使い方が主体ということなんでしょうかね。

ともかく、上記有志によるページの展開のように、今勢いのあるDSだけにいろいろな発展が期待できそうでおもしろそうです。各種メディアでも、DSブラウザーでも見やすいようなレイアウトを考慮してもらえるようになると、より便利になりそうですね。