ニンテンドーDS Liteに新色ジェットブラック追加。FFIII同梱版クリスタルエディションも

噂にあったとおり、今日いろいろと任天堂から今後についての発表があったようですね。まずなんといっても、注目はDSLite新色「ジェットブラック」でしょうか。
ニンテンドーDS Liteにまたまた新色! こんどはジェットブラック! / ファミ通.com
すでに、欧州ではすでにブラックが発売されており、日本でも輸入盤が売られていたりしますが、欧州版は税金などもあって非常に効果でした。それと同じものが日本国内でも通常の価格で手にはいるということで、黒を待っていた国内の主に男性ユーザには朗報ですね。
ちなみに、欧州版は主に「スリークブラック」と呼ばれていましたが、日本版は「ジェットブラック」。スリーク(sleek)は「つやのある」という意味なのに対して、ジェット(jet)は「黒玉(鉱物)、漆黒」という意味があるようです。実際に、鞄やデジカメのIXYなどいろいろな商品でも使われている色名のようです。(「ジェット」と聞くと、ポケモンジェットがあるだけに、なんか子供っぽい印象もしますけどねw)
Yahoo!ショッピング - JET-BLACK ジェットブラック
キヤノン:IXY DIGITAL L3
発売日は9/2。まだ2ヶ月ほど先の話ですね。さらに、同時発売は任天堂製とは思えないほどのバカゲー「もちたてチンクルのばら色ルッピーランド」、地球防衛軍スタッフの送るロボットアクション「超操縦メガMG」。非常にディープなソフトとなっています。ねらってやったのか、たまたまなのか。振れる方向が極端ですね。

また、来月発売されるFFIIIについても、DSLiteとの同梱版が発売されるようです。
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これまで、販売が苦戦していたアメリカでは何度かソフト同梱版が発売されましたが、日本ではずっと同梱版の発売をしてきませんでした。ここに来てあえてサードのソフトに対して同梱版を出すというのは、任天堂にとってFF3に相当期待をかけていると言うことでしょう。とくに、DSで一番欠けているのは中高生の層。この部分はなかなか任天堂手持ちのラインナップで訴求するタイトルがないので、このFF3にかけているのでしょう。
また、忍さんのところの情報によれば、ウィニングイレブンDSと上記ジェットブラックの同梱版も用意されるとのこと。こちらは同梱版だとソフトが1000円ほど安くなるらしく、ウィイレが得意とするコアゲーマー層への気合いが伺えますね。
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そして9/28にはいよいよポケモンDS。年末のWiiの発売前に、DSのピークを9月に持ってきた印象ですね。これだけ固められたら、他のプラットホームではとても太刀打ちできないでしょう。
あとは、このDSの影響Wiiにどう出るか、ですね。Wiiが10月末ぐらいだとすると、ポケモン旋風はまったく収まっていない可能性があります。かといって、わざわざPS3より後に発売したくも無いでしょうから、この辺のさじ加減が難しいところです。Wiiは初動が相当重要だと思うのでDSに負けずお金を出してもらえるようなネタ、戦略を用意する必要があるでしょうね。