2点以上認識可能なタッチパネルゲーム機の特許 - Nintendo iNSIDE

任天堂がニンテンドーDS関連で出願されていた特許が公開されたようです。特許のキモは「2点以上認識した状態でのタッチパネル操作のゲーム応用」というもののようです。イラストは、特許用のイラストのようですが、過去に出ていたフェイクDSに妙に似ていますね。もしかしたら、フェイクDSを作った人は関係者だったりするのかも。
さて、2点タッチ操作ですが、これ自体はアップルなども提案しているものです。
アップルのタブレットMac特許 - Engadget Japanese
技術自体も比較的古くから研究されており、CEATECなどでは毎年何件かは見かける技術です。ただ、これまではタッチパネルと言うと教育用途、ATMなどの端末用途に限られていたため、なかなか従来のタッチパネル以上の応用はのびてこなかったんですよね。
ニンテンドーDS Liteが発売間近ということもあり、この技術が実際に使われるのは当分先（のはず）。しかし、将来使う可能性があるのなら、思いついた段階で特許出願するのは基本でしょうしね。しかし、こうして特許出願してしまうと、公開された際に戦略がもれてしまう、という危険性もありますからね。まねは特許だからされないにしても、あまりよろしくないことはあるかも。アップルや任天堂はファンが熱狂的でこうした特許公開を即座に見つけ知られてしまうのは、なんとも微妙な話です。まあ、この手のものはアイデアを見るだけでも楽しいので仕方ないのでしょうが。