「ニンテンドーDS Lite」アイスブルー、エナメルネイビー 発売日延期のお知らせ/「ニンテンドーDS Lite」および「ニンテンドーDS」 3月分の出荷予定数量のお知らせ/3月発売予定のニンテンドーDS Touch! Generations ソフト 発売一時見合わせのお知らせ

いよいよ明日にせまったニンテンドーDS Liteの発売。そろそろフラゲしている人も出てきているようですね。初日の出荷は相当少ないと予想され、すでに前日から徹夜で並んでいる人も出てきているようです。
さて、そんなDSLiteですが、任天堂のお詫びの文面が更新され、今後の出荷予定などが公開されています。その公式情報によると以下のとおり。

ニンテンドーDS Lite 45万台以上
ニンテンドーDS 20万台以上
計65万台以上

思っていたよりは出荷される、という印象でしょうか。とはいってもこれがどの程度のペースで出荷できるか、にもよりますけど。当初のうわさではDSLiteだけで100万台でしが、その半分ぐらい。まぁ、開店前に並ぶことを何度かやれば購入できそうかな?というレベルでしょうか。
しかし、こうした1ヶ月の出荷情報を公式アナウンスとして公表するのって、かなり珍しいですよね。長期的な出荷数ならばともかく、3月限定の情報ですから。今回の2色延期や供給不足に対して、積極的に情報公開に努める姿勢は評価してよいと思います。あとは、前回おわびで「1月末以降は供給も安定」といった内容が守られず、お詫び文自体がいつの間にか撤去されていた前科があるので、今回のアナウンスはせめてしっかり守る、もしくは上回る出荷をしていただきたいものです。


一方、最後に追加されている案内、これはなかなか驚くべき内容です。

Touch! Generationsの発売一時見合わせ
「漢字そのまま DS楽引辞典」 3月30日→4月13日
旅の指さし会話帳DSシリーズ」 3月30日→4月20日(タイ、中国、韓国)、4月13日→4月27日(アメリカ、ドイツ)

ローンチソフトが間に合わないために発売を遅らせたゲーム機は記憶にありますが、既存ゲーム機の改良版の供給が追いつかないために、従来のものでも遊べるソフトを遅らせるというのは前代未聞ではないでしょうか。すでにDSを持っていて、これらを楽しみにしていたユーザにとっては、「余計なことを」と思うかもしれません。ただ、今回の発売延期や供給不足で一番迷惑をこうむっているのは、これからDSを買おうとする消費者です。もしソフトだけ先に出てしまうと、せっかくDSLiteで楽しもうと思っていた消費者の神経をさかなでしかねません。たまにある路線で電車が遅れた際に、乗り換えの時間を設けるため別の路線の電車もわざと遅らせることがありますが、そういった対応と同じと言えるでしょう。任天堂としても、やはりソフト発売時の初週需要は見逃せないものですし、そういった意図もこの延期には影響していると思われます。それぞれ2週間ずつのずれですから、DSLiteの供給自体も、2週遅れで増えてくるのかもしれませんね。


以上、それなりに任天堂の誠意は見せてきている感じはする対応です。とはいっても、新型発売で供給不足というのは、決定的な大失態なので、とにかく出荷をがんばっていただきたいものです。明日の発売数はトイザラスでさえ30〜80台ぐらいと微々たるもの。小さなショップでは1桁というところも多いようです。その分、大手量販店では桁の違う量を販売できるようですが、DS発売日のように当日はいつ行っても買える、という状態ではけしてないでしょう。
自分は、とりあえず各所の行列状況を2chなどでウォッチしている段階です。もし始発の時間帯で自分が店員から聞いた販売数を行列が超えているようでしたら、イトーヨーカドーなど抽選しているところにチャレンジしようか、とも考えています。まあ、祭りですしね。それがうまくいかなかったら、とりあえず予約入れているショップでじっくり待つ、といったところでしょうか(その間に購買意欲がなえる可能性もありますけど)。


ともかく、明日はいよいよ発売。いろいろ皆さん血走った状態ですが、くれぐれもトラブルを起こさないよう、巻き込まれないようお気をつけください。また、天気は回復傾向ですが、まだまだ寒いので、体調をくずされませんよう。