ゲーム機らしさ”が魅力の格安ビデオプレーヤー 任天堂 「プレイやん」レビュー(AV)

先日のITmediaでの早すぎるレビューに引き続き、AVWatchでもレビューが出ました。かなり充実した内容で、絶賛しています。沸々と期待がわいてきました。
とくに、自分が先日の記事id:wapa:20050131で気にしていたところで、操作性に関するところ。これに関して興味深い記事が載っていました。

 動画再生で特筆すべくは、早送りや戻しの滑らかさだろう。十ボタンの押しっぱなしで早送り/戻しができ、押し続けると徐々に加速。非常に滑らかに操作可能で、かなり使いやすい。

まず、早送りについて。ちゃんと、押し続けると早送りを加速する、という機能がついているようです。すばらしい。携帯AVプレーヤとしてはついていて当然の機能だと思うのだけど、意外と携帯電話とかちゃちいのだとついていなかったりするんだよね。
そして気にしていたもう一点。

さらに、感心したのがタイトル毎レジュームが効くこと。動画を途中で見るのをやめて、メニューに戻ったり、音楽を聴いたりしても、タイトルごとにレジュームポイントが記憶されているので、もう一度再生しようとすると「つづきから」、「アタマから」を選択できる。

タイトル毎レジュームキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!。まさか、本当についているとは。モバイル環境では長い時間視聴続けることができないだけに、レジューム機能は非常に重要だ。
ただ、これには大きな弱点もあった。

 残念なことに、電源を切るとレジュームポイントがリセットされてしまうが、ポータブルプレーヤーでタイトル毎レジュームできること自体が非常に珍しい。なお、「みる」モードでは、動画を一時停止している時のみにスリープモードに移行する。そのため、動画を見るのを中断する時は、電源を切ったりメニューに戻ったりせずに、一時停止にしておくと自動的にスリープに入り、再開するときはスリープから復帰してタイトル毎レジュームを利用することができる。

電源切ったらタイトル毎レジュームリセットかよorz。タイトル毎にレジュームできる価値半減。まあ、スリープでの運用はできるみたいなので、通勤時などはニンテンドーDSのソフトと併用せず、1番組を見きるつもりでスリープで運用した方がよさげです。
あと、最後の考察では、結構まじめにPSPと比較してプレイやんのお買い得さを訴えています。たしかに、GBASPNDSを持っている人は多いでしょうし、SDカードも、デジカメなどを持っていれば持っているだろうし、1Gでも安いのならば1万円程度です。(特に、この記事で引用してるA-DAのSDメモリが花札柄なのがいかしすぎてるw。まるでプレイやんのためにあるかのようだ。)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1126/sd05.gif
PSPの方が、画面もでかく、液晶の輝度などが圧倒的なのは確かです。ただ、いかんせんメモリースティックDuoProがマイナーすぎて使い回しがきかない&割高。そのほか、液晶の照り返しや視野角が広すぎることなども、外で見る上ではじゃまになり、AVプレーヤとして売りたい割にはお粗末な感じはします。もうちょっとコーティングとか工夫すればよかったのに…。
ともあれ、操作性の意味ではかなり期待できそうです。自分も、これからMTV2000で録画する番組は、できるだけX-TranscoderでSD−Videoにバックグラウンド変換しておき、発売日までに未視聴動画を蓄えておきたいと思います。
とはいえ、アニメとかは外で見るのは恥ずかしいので、バラエティや英会話などがいいかも。何かとっておくかな。