スノーボード女子パラレル大回転、竹内選手銀メダル

ジャンプ団体の銅メダルで湧いたソチ五輪。今日はフィギュア女子SPが行われこちらもメダルに向けて注目されていましたが、あまりマスコミに騒がれていなかった競技で大きな結果が出ました。女子のスノーボードパラレル大回転、この競技で竹内選手が見事銀メダルを獲得しました。

スノーボード 竹内智香が銀メダル NHKニュース

予選を1位で通過したということで一気に注目が集まりましたね。W杯ランキングも2位ということもありメダル候補。ここから決勝Tで順々に二人で滑り、2回の合計での争いとなります。ベスト16からベスト8、準々決勝と勝ち進んで準決勝へ。ここで勝てば銀メダル以上確定というところでも安定した滑りを見せ、見事メダルを確定させました。この時点で女子スノーボードでは史上初のメダル。アルペン競技としても快挙達成となりました。

決勝では、一回目この日どの選手も高タイムを出している赤コースで0.3秒先着。青と赤の難易度を比較すると微妙な秒差。しかも相手はW杯ランキング1位のクンマーですので。そして2回目、予想通りクンマーが猛烈な追い上げでクンマーが追い抜く展開に。攻めなければ勝てない竹内選手は勝負に出ますが、ここで転倒。残念ながら金とはなりませんでした。

こうした対戦方式での銀は、どうしても負けた悔しさが出てしまいヘタすると銅よりも残念さが出てしまうところもありますが、それでもスノーボードアルペン競技でのメダルは快挙。さらに今大会男子選手ばかりがメダルを取っていた中、ついに女子選手が獲得したメダルでも有ります。オリンピック4大会目の竹内選手、待望のメダル。おめでとうございました。