プレイステーション4、北米で発売24時間で実売100万台達成〜ソニー発表

11/15に北米で発売されたPS4

好調な予約状況を反映するように好調な売れ行きのようでしたが、不具合報告などもいろいろ上がっていました。

PlayStation4 北米で発売〜起動しないなど複数報告も - わぱのつれづれ日記

そのPS4ですが、来週ぐらいには初週販売の速報でもでるかなと思っていたところ、先ほど「初日24時間での実売で100万台以上」というプレスリリースが発表となりました。

<PS4>発売初日で100万台突破 ソニー最高の滑り出し (まんたんウェブ) - Yahoo!ニュース
SCEプレスリリース(PDF)

出荷ではなく実売ということのようです。吉田修平氏がわざわざ強調してましたし。

出荷はメーカーが正確に把握できますが、実売となるとソニーはどうやってその数を把握したのか気になるところではあります。もっとも北米での販売もPS4の販売ができるのはGamestopやBestbuyなど大手チェーンが中心なので、これらの店舗への出荷数と消化率を問い合わせれば、「100万台突破したかどうか」ぐらいは分かるかもしれませんね。調査会社の数字すら、一部店舗の実数に係数掛けて算出した概算な訳ですし。

ちなみにWiiUの北米初週は40万台。PS4はこの2.5倍の数字を初日に売り上げた形です。

4Gamer.net ― 各店舗で品薄状態の続くWii Uは北米で初週に40万台を販売。Wiiなど,ほかの任天堂ハードも健闘

もっとも、予約の段階から好調は伝えられていましたし、年内300万台目標と考えると、ホリデーシーズン直前の発売日にたくさん売れるのは予想の範囲内ではありました。PS3は今や北米でも据え置き市場をXbox360と二分する存在ですし、その360の次世代機XboxOneより100ドル安く前人気も高かったので。

問題はここからでしょう。今出ている不具合報告などが、果たしてどれほどの深刻さを持ち合わせているか。ソフトなどでアップデートが必要なものもまだいろいろ残っていますし、ソフトの売上とかでも次世代機として互換のないPS4はたしかな存在感をこれからみせつけていく必要があります。日本は2/22とまだまだ発売が先なだけに、主戦場である北米でどれほどの地位と安定度を確立できるか、日本消費者としてはそこに注目していきたいなと思います。