2020年オリンピック開催都市、東京に決定!〜イスタンブールとの決選投票を経て

昨晩から続いた、オリンピック開催都市決定に関する報道。事前にはいろいろな国が優勢とアナウンスされており、直前はマドリードが有利では、というニュースが出ていました。自分はやはりスポーツ観戦好きなので東京に来たらいいなと思いながらも、汚染水問題やら柔道のスキャンダル問題やらで「本当にふさわしいのか?」という疑念も拭えず、ちょっと微妙な感覚で報道を見守っていました。

夜の1964東京オリンピック振り返り番組を見てから、翌朝の開催都市発表に備えて目覚ましを4時半ごろにセットして早めに就寝。そして目が覚めてTVを付けたところ、なにやらイスタンブールと決選投票になっていてびっくり。てっきり、決選投票とかの話も5時以降だと思っていただけに、「見逃したー」感がありましたね。

ただ、最有力と見られていたマドリードがまさかの最初の投票で落ちるという事態に、一気に東京開催も現実的に。5時からの発表をドキドキしながら見守っていました。そして5時になり、映像が切り替わって最初にイスタンブールのロゴが出たときは思わずドキッと。ただ、単に候補都市を順に流していただけと分かり、ホッと。その後、なぜかブエノスアイレスの紹介映像が流れ、その後各国のPR映像が流れ、やきもきする状態。発表は5時20分からと途中で分かり、その時を今か今かと待っていました。

そして、17分ぐらいにロゲ会長が登壇。その手元に、開催国の書かれた封筒が運ばれてきます。ロゲ会長がそれを開けると一枚のボード、それを裏返しながら「トキョー」と発声したときには、自分も早朝にも関わらず思わず叫んでしまいましたね。その後、会場で喚起する日本の方々の映像が出てまた感動。特に太田選手の男泣きは涙を誘いましたね。NHKの有森さんの涙もウルっときました。

これで、2020年に向けてスポーツ選手のモチベーションも高まるでしょう。経済効果もかなり出てくると思います。一方で、汚染水問題などは何としてでも解決しないといけない状態となりました。「オリンピックやる金あったらこっちを先に」という批判がありますが、ある意味では今回「世界的コミット」の形となっただけに朗報と言えるかもしれません。とにかく、いろいろと達成しなければいけないこともあるでしょう。「2020年」というのが、一つの大きなマイルストーンとして定められたことは確か。日本一丸となって進んでいけるといいなと思います。