「テイルズオブシンフォニア」2作品のHDリマスターがPS3で発売

昨日開催されたテイルズオブファンのためのイベント、「テイルズ オブ フェスティバル2013」。ここで新作の情報が公開されるとあって、注目を集めていました。

結局、その中で発表されたのは「テイルズオブシンフォニア」および関連作品の「ラタトスクの騎士」をまとめてHDリマスターした『テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック』というものでした。

【速報・画像追加】『テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック』がプレイステーション3で発売決定、2作品がHD画質で甦る! - ファミ通.com

TALES OF SYMPHONIA テイルズ・オブ・シンフォニア テイルズ オブ シンフォニア (Tales of Symphonia) テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士 - Wii

まず、これがそもそも新作なのか、というところはありますね。シンフォニアは元々GC独占で発売されましたがその後PS2版も発売されたソフト。構図的に360で出た後PS3で出たテイルズオブヴェスペリアと被りますね。ラタトスクの騎士の方はWiiでのみの販売。「最終的にソフトはPSに集まる」という構図は、まさにテイルズが形作ってきたと言えるかもしれません。そういう意味でもテイルズオブ好きとPS好きはかなりかぶるでしょうし、PS3で出すこと事態は非常に妥当な判断でしょうね。

ただ、中身がHDリマスターというのは、ファン的にも残念かもしれません。中身的には変わらず綺麗になっただけ、ということな訳ですし。ファンアイテム的な意味合いが強いかもしれませんね。ファンにはそれなりに売れると思いますが、ここから新しいムーブメントが生まれる、ということは特に無いようにも思われます。

テイルズはなんだかんだ言って日本ではドラクエやFFを除くとトップクラスのJRPGブランドだと思います。自分が経験したのは360版ヴェスペリアだけでしたが、これは結構丁寧に作られていて面白かったですし。ただ、PS以外に出したソフトがいろいろ騒動振りまいている感はありますが。PSで出すなら出すでじっくりと腰をすえて良い作品を出していって欲しいですね。後は次のマザーシップがどうなるか、というところでしょうか。10月がこれだと、発売は来年移行になりそうですが。