3DS版「ぷよぷよ!!アニバーサリーピンズコレクション」購入〜初代ぷよユーザーがプレイしてみた感想

昨年末ニコニコで公開された以下の動画。

ぷよぷよ自体は絵が変わる前の1をメガドラでやりこんでおり、通も結構やっていましたが対戦では周りが強すぎて相手にならなかったのを覚えています。絵が変わってからはいまいち関心が沸かず触れていなかったのですが、上記の動画は久々にクリーンヒット。元となった「いーあるふぁんくらぶ」のリズムの良さと演出に加えて、上記MADでのキャラのセリフの重ね方のシンクロが抜群で、声優のバリエーションも気持よく、何十回とヘビーローテーションで視聴しています。ランキングで見かけたときは毎日見ていましたね。

とはいえ、やはり半分以上は知らないキャラが多く、実際にはどういうキャラなのだろう？どんな設定が？とか気になるところも。アイマスの声優も何人か出ているみたいでしたし。

ぷよぷよ!!スペシャルプライス - 3DS

そんな中、上記動画のちょうど8日後という、なんともなタイミングで3DSのベスト版が発売。動画中のコメントで「これ見て買った！」とかが増えてきて、なんかステマっぽい感じがすごくしました。公開直後はあまり無かったのに、一時期そういうコメントばかりあふれたので。とはいえ、「買ってもいいかも」という気持ちになって来ていたのは事実です。値段もベスト版の定価は2980円、実売2580円とかでしたので。

しかし、なんだかんだで購入しないまま今日まで来ていたのですが、たまたま量販店のワゴンで以下のパッケージが売っているのを発見。

ぷよぷよ!!アニバーサリーピンズコレクション - 3DS

2011年に3DS版が発売した時に出た限定版。ピンズコレクションがついて定価8715円の品です。こちらがワゴンで2980円で売っていました。実売としてはベスト版の方が若干安いのですが、前から気になっていたソフトだけにせっかく見つけた特売だからと、衝動的に購入してしまいました。以下、初代ぷよぷよ、ぷよ通ユーザーの目線から同梱物と簡単な感想を紹介してみたいと思います。

限定版ピンズコレクション〜質の高いケース＆ピンズ

まずはパッケージの外観。

だいたいDVDケースを厚くしたような感じですね。そして同梱物が以下の二つ。

ソフトとケース入りのピンズ。ケースは紙製ですが質感はサラッとしてなかなか。開くとキャラがぎっしり書かれた面が出てきます。

さらにもう一回開くことができ、ピンズが3面にわたって並んでいます。

[:500]

ピンズを保護しているところはクッション性になっています。ピンズは銀地に表面が透明になってイラストが見えており、こっちもなかなかな質感です。裏にピンがついており取り付け可能です。

ソフト〜20周年記念のフルメンバー、フルルール

さて、一方のソフト。20周年記念ソフトということでキャラも盛りだくさん、ルールも多数搭載されています。ひとりでぷよぷよでは恒例のストーリーモード。初代ぷよぷよとかでは一本筋でしたが、今作は一キャラ毎に8回の対戦で、各々まんざい付き。8回の対戦をクリアすると、別のキャラがアンロックされます。説明書に大体のアンロック順が書いてあるのが親切です。この8回の対戦はだいたい30分ぐらいで終わるのですが、途中でのセーブや中断ができないのがちょっと不便ですね。やるときは一気にクリアしないとダメというのが。掛け合い漫才は可愛らしくノリも良く、さらにフルボイスでいい感じ。キャラもアルルたちのキャラも半分ぐらいおり、旧作好きでも楽しめます。また現在のキャラについては、どうもその前の作品からの続きみたいで分からないネタや話がチラホラ。この辺は、前作をプレイしないと分からないというところでしょうか。少し残念。まあ、なんとなくは分かりますけど。

ルールについては、初代、通、サン、フィーバーなどの正統派ルールの他にもイロモノルールもかなり有ります。つねに大型連鎖をし続けるモード、デカぷよを連続で消していくモード、なぞぷよを先にお題分クリアするモード、風でぷよが左右に押し付けられるモード、一定時間で上下が逆転するモード、などなど。自分は初代ぷよぷよで短時間で5連鎖を「ずらし」で連鎖を組むので、通常ルールでならある程度一発勝負の大連鎖でサクっと勝てますが、ルールによってはだらだらと時間がかかることもありますね。ルールは対戦ごとに自由に選べ、ランダムで選ぶこともできます。この辺は旧作しかプレイしていない人とかにも親切な仕様ですね。せっかくなのでひと通りやってみましたが。イロモノ系は大型連鎖が狙いにくく、ずらしでない形で3連鎖ぐらいを短時間で組めるようになった方がよさそうな感じです。

その他はローカル対戦、インターネット対戦があり、さらに対戦も複数人、ペアなどもある模様。このあたりの対戦方法は未知数ですね。インターネット対戦は結構サクっと相手検索ができます。対戦もやってみましたがラグなどは特に感じることもなく。とはいえ、うまい人ばかりで自分の腕では勝負にならないんですけどね。それ以外ではプレイ中にたまったポイントで違うぷよの柄やキャラのグラなどを購入することも可能。ソーシャルならリアルマネーですかねｗ。

まとめ〜旧作ユーザーでも楽しめるぷよぷよ

以上、簡単にパッケージとソフトについて触れてみました。ニコニコのMADを契機に購入したようなものですが、限定版のおまけも中々ですし、中のつくりも旧作ユーザーでも楽しめそう。対戦についてはそもそも相殺に対応できてないレベルなので厳しいですが、サクっとマッチングして対戦できるのは悪く有りませんね。ひとりでのストーリーモードをクリアしていくだけでも、十分値段分以上は楽しめそうです。とりあえず、冒頭で上げたMADで出てくるキャラについては背景を把握できれば、と思います。