巨人、日本シリーズ制覇！

今日は日本シリーズ第6戦。第5戦を大勝でかざり、勝てば制覇という好条件でホームに戻ってきました。一方で、加藤捕手がバントの時のオーバーリアクションが世紀の大誤審につながり、TDNもとい多田野が退場と言うこともあって大バッシングも発生してしまいましたね。加藤捕手はあまり多くを語っていませんが、個人的には以前故キムタクが捕手を経験したきっかけになった、ヘルメットが粉砕されるほどのデッドボールが影響してのオーバーリアクションだったように思っています。故意にだます意図はなかったのではないかと。（というか、あれは誤審する審判が悪いのではないかと）

【追悼】キャッチャーキムタク！（１） カトケン頭部死球部分 - YouTube

さてそんな中迎えた今日の試合。自分はあいにく本日は外出予定があり、テレビで見れない状態。それでも結局試合結果が気になってしまい、iPhone4SでのradikoとNexus7＋格安ワンセグチューナー、そしてYahooのテキスト速報を駆使して試合経過を追っていました。

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radikoはネットラジオなだけに通信が比較的安定していて、イヤホンだけでの状況確認が可能。ただ、ワンセグよりは遅延が大きいですね。一方でワンセグは画面が確認できることと遅延が少ないのがいいですね。

試合は、初回にいきなり矢野が満塁から2点タイムリー、次の回に長野のソロホームラン。これは楽勝かな、と状況を追っていたのですが、6回にまさかの2死から中田の同点3ラン。これは一気に青ざめましたね。ずっとマークしてでかいのは打たれないようにしていた4番中田。その中田にこのタイミングで同点3ランを浴びてしまうとは。日ハムに一気に流れが行き、このまま落とせば明日も負けそう、という感じでかなり暗い気持ちになっていました。

しかし、7回裏に長野の四球から松本のシリーズ6度目の犠打で得点圏。坂本が三振したときはもうだめかと思いましたが、次の阿部で日ハムは勝負に。この日はまだヒット打ってなかったですからね。ここで阿部が打てば中田の呪縛を解き放てる、逆に押さえられたら負ける、という意識で見ていましたが、見事に阿部がタイムリー！相手の4番の起死回生の一発に、さらに4番が値千金の勝ち越し打を放つ、両軍の4番が雌雄を決する、非常にしびれる展開でした。

1点だけの勝ち越しでは、今の山口、西村、マシソンだときついかなという印象。しかしなんとか8回はクリアして9回。山口は1アウトとるも二岡に四球。巨人ファンとしては二岡との対戦はいろいろ複雑な心境ですね。そして二死をとるものの代打鶴岡にヒット打たれます。バッターは左打者の糸井、ここで打たれたら次は中田、不調ながら西村を出さなければならず、負け試合濃厚にという展開でしたが、糸井が初球をショートゴロ。微妙なタイミングでしたが坂本がなんとかとってすぐ送球、今シリーズ貴重なHRを2つも打ったボウカーが体を伸ばしてキャッチしてアウト。微妙な判定でしたが、これはスローで見るとちゃんとアウトでしたね。こうして見事勝利、4勝2敗で日本一に輝きました。日本一の瞬間は電車でワンセグで見ていましたが、思わずガッツポーズしちゃいましたね。その後は帰宅後にスポーツニュースを予約しながらはしご。こうした時間、余韻がなんともいえません。

この後はアジアシリーズが間髪おかず11/8から開催されます。

アジアシリーズ

こちらは日本シリーズと違って格式もまだなく、対戦の仕方もなかなか変則的かつ短期間であり、アジア最強決定戦というよりは各国優勝チームのオールスター戦的なイメージが強いです。とはいえ、昨年は初めてソフトバンクが負けてしまったこともありますので、できれば巨人にも勝ってもらいたいところですね。もっとも、ビールかけでは古城が「プルコギ食べに行く」と言ったり内海が「（アジアシリーズ）がんばってください」と他人事のように言ったりと、あんまり真剣勝負する気がないのかもしれませんが。

いずれにせよ、今シーズンは久しぶりに一年を通して巨人の試合を見続けてきたシーズンでした。選手も控えも含めて覚え、巨人も勝負強く若手の台頭もあり、非常に楽しく視聴できました。BS中心で試合終了まで観戦しやすかったのもある意味よかったかもしれません。CS最終戦ではキムタクの月9視聴率を食うほどの注目を集めたところなど、プロ野球のおもしろさがまた少し見直された感じがしてうれしかったです。CSの3連敗から3連勝は本当にしびれましたし、日本シリーズも日本ハムがすばらしいチームで、おもしろい試合ばかりでした。

11/25には銀座でパレードもあるよう。3年ぶりのパレード、できれば行きたいところですね。

日本シリーズＶパレード、２５日に日本橋―銀座 : プロ野球 : スポーツ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ともかく、ジャイアンツの皆さん、日本一本当におめでとうございました。