ドラクエX、オンラインモード初プレイ〜新鮮に気軽に楽しくプレイ

木曜日に発売されたドラクエX

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オンラインゲーム、Wiiということで賛否両論あるこちらのゲーム、自分もDQ10ダイレクトを見て衝動的に購入、まずオフラインモードをプレイしていました。

ドラゴンクエストX購入〜ファーストインプレッション - わぱのつれづれ日記

初見の感想としてはグラフィックなどの面でやはりいまさらWiiということでの気になる点がいくつかあったり、カスタマイズ性について制約を感じたりもしましたが、とにもかくにもオンラインゲームということで、序盤のオフラインモードをがぁっとプレイして終わらせ、オンラインモードをプレイしてみました。若干ネタバレ含みますが、感想を述べてみたいと思います。

オンラインモード開始まで

まずはオフラインモードからオンラインモードまで。オフラインモードではフィールド二つ進んだ先に洞窟があり、ここをクリアすると終了。大体2時間ぐらいかかったでしょうか。死んでもペナルティないということでできるところまで行こうとガンガン進みましたが、結局ボスも一発で倒せてしまいましたね。仲間キャラの魔法だのみでしたが。

その後イベントがあった後、いよいよオンライン用種族でのキャラメイク。神殿で祭壇があり各種族の神の石像があるのですが、2箇所ほど空席が。後から種族追加がありそうですね。キャラメイクは人間の時とほぼ同様。自分の場合人間の時に3回もやりなおしていましたし、もともと選択肢が少ないのでここはサクっとできましたね。自分はエルフの僧侶を選択。エルフなのはキャラの見た目、僧侶なのもキャラに合わせてという感じですかね。「ヴ」の文字が使えていれば、また別の選択肢もあったんですけど。ちなみに、キャラメイクでは性別だけは変更不可。後は自由に変えられます。キャラの名前は、後のオンランモード登録時に変更可能です。自分は、人間の時の少し成長版的な感じでほぼ同様のデザインにしました。髪型とか目のバリエーションが少ないので似せやすかったというのもありますが。

ここまででオフラインモードが終了、続いてオンラインモードに移るか、オフラインモードをやるかが選べます。オフラインモードは、兄弟キャラでのプレイに。こっちも一応街やフィールドはあるようですが、どの程度のボリュームがあるかは不明です。

オンラインモードの開始では、ここから5ステップ。ウィザード形式で順に進んでいきます。Step1はスクウェア・エニックスIDの作成もしくは登録。自分は持っていなかったのでここで登録しました。ゲーム中で登録する場合はIDとパスワード、秘密の質問とかで、メアドは必要ありません。PCだと追加でメアドも後から入力が必要です。使えるIDかどうかはその場で教えてくれるので試行錯誤しながら登録することに。ちなみに、ここからキーボードを認識してくれるので、USBキーボードを挿していると便利です。Step2はクレジットカードの登録。これは自分はスキップ。オフラインモード終了時にクレカ登録しないと選んでおくと自動的にスキップされます。Step3でレジストレーションコードを登録。これはゲーム本体に入っている番号で、ある意味ドラクエXパッケージの本体とも言える最重要なものですね。ディスクはインストール時のみだし、中古で売れないのもこのコードが使いきりなせいですから。そしてStep4で最終的な名前の選択。名前の重複は許されているようで、現在自分のキャラの名前がゲーム世界に何名いるかが分かります。有名な名前を入れてどの程度使われているか調べるのも楽しそうです。そして最後にプレイするサーバーを選択して終了。いよいよオンラインモード開始です。

オンラインモード〜初期クエストからパーティプレイ

オンラインモード、まずは選択した種族毎のストーリーが開始。スタート場所もエルフも村。もっと自然自然している感じかと思いましたが、なんか陰陽道みたいというかそういった感じも。転生先のキャラは神童扱いだったエルフで、事故で亡くなった身体に憑依するという形でスタート。ここからはドラクエらしく自分がしゃべることはありません。

演出や会話は普通のドラクエ形式。まずは初期クエストとして知の試練という試験を受けることに。自分もまだ操作法もろくに分からない中いざ村を出ようとしたところ、「一緒にプレイしませんか?」と、村の出口で声をかけられました。まさにMMOですね。まず返事の仕方やパーティのなり方から手探りでしたが、せっかくのオンラインゲームなので、一緒にプレイすることとしました。

道中はスライムなどを倒しながらのプレイ。会話は単純にキーボードで入力すればなかまに伝わるので、簡単ですね。文字数は結構短く、文字数以上打つとはみでた分が見えない割にBSで消してもはみ出た分が残っている、という仕様がちょっと面倒臭いです。途中、ROで言うエモーションみたいなのが無いのかな、と思いながらも操作法よく覚えないままパーティプレイだったので、しばらくはキーボードで直接打ってましたね。

戦闘は、まだ始めたばかりなので基本的には殴るだけ。それでも、体力減ってきたらお互いホイミとか、そういった交流が楽しいところも。ホイミの隙を稼ぐために敵キャラ押して距離とったりとか。ちなみに、敵から出た宝箱なんかは、パーティのそれぞれが入手できるようです。最初、どっちが受け取るか相談とか必要かと思いましたが、そういう考慮は特にいらない模様。この辺もお手軽ですね。フィールド上に光っているところで素材などがとれるのですが、こちらも人数分取れるようです。というか、キャラごとに独立に見えているってことなでしょうね。

知の試練は単に会話するだけのイベント。パーティプレイでも普通にイベントはカメラワーク有りで挿入されます。イベント視聴中は、相手からは「視聴中」のアイコンが出るので分かります。メッセージスキップの使用頻度で視聴時間には差異も。この辺は性格が分かるところですかね。

知の試練から戻り村へ。ここで次のクエストに戻る前にまちがってサブクエストに。ここで、やっとエモーションに当たるコマンドを覚えられました。bボタンでメニューを出して、そこから選ぶ感じなんですね。これにより、定形セリフと身振りが実行されます。この時の発言時にボタンaだとなかまに、xだとまわりに発言するかたち。このクエストではメッセージウィンドウでの発言の仕方も学べるのですが、まわりに向かって発言するところでちょっと詰まったところがありました。というのも、パーティプレイだとデフォルトがなかまへの発言なんですよね。Ctrlと書いてあったので、Ctrl+リターンでってことかと思ったら勘違い。実際はCtrl+カーソルキーで発言範囲を指定するというものでした。実際、Ctrl+カーソルで「まわりに」に変えて話しかけると、この操作方法を教えてくれます。順番が完全に逆ですね。おそらく、このチュートリアル作った人は、プレイヤーがいきなりパーティプレイしている、という想定がなかったのでしょう。

その後は、次のシナリオをプレイするにはサーバーメンテまで時間がなかったため、レベルアップ。パーティプレイなので比較的楽にレベルアップ出来ました。調子のって最後の方に村の西のほうの新しい敵に攻撃に行ったら、ダメージ1でこちらは1発でHP半分持って行かれ、慌てて逃亡するはめになりましたがwまあ、こういったスリルを味わうのも面白いところだな、と思いました。その後は村に戻り、教会でルーラストーンというアイテムにルーラ帰還場所を登録。最後お別れの挨拶して終了、という感じになりました。

やはり楽しいオンラインプレイ

以上、初のオンラインプレイでしたが、まったく操作法もろくに覚えてない状態でパーティプレイするってのも、なかなか新鮮で楽しかったです。ROの初期を思い出したというか。こういう、お互いよく分からない状態でワイワイやりながらプレイするのは、単純に楽しいですね。グラフィックの粗さとかも、プレイ中は全く気になりませんでした。プレイ感の方が上回っていて。村やフィールドにはいろいろなキャラも溢れていましたが、特にプレイが重くなる感覚もなく、快適にプレイできました。

やってみて、ベータ版で評価が高かった理由が分かるような気がしました。たしかにこれはおもしろい。アマゾンレビューなどでは、オンライン&Wiiということでの感情的悪評が書き連ねられていますが、なんとなくDQ9と同じ状況というか。もともと大人(というか中年?)なプレイヤーの多いドラクエですし、今後は実際にプレイした人のクチコミで評判が上がっていくかもしれません。最も、自分もまだ一回プレイしただけので、今後自分の中でどう評価が変わるか分かりませんが。

とりあえず、20日間は無料プレイ権がついているので、その間にいろいろ楽しんでみようかと思います。