ドラゴンクエストX購入〜ファーストインプレッション

自分が現世代で一番稼動している据置ハードはWii。しかし、もっぱらWiiFit+での体重計替わりで、ゲームとしての起動は久しくありませんでした。前回起動したのはドラクエコレクションの時ですかね。

そんなWiiですが、年末にはWiiUが発売ということでお役御免の時期も近づいてきているのですが、そんな中で今年最大の注目作として登場するのが、国民的RPGドラゴンクエスト」の最新作、ドラクエXです。

本作は、WiiでありながらなんとMMOのオンラインゲーム。月額1000円の課金制、さらにUSBメモリに別途インストール必須ということもあってかなりハードルは高いソフト。パッケージとしてもUSB16GB同梱版も販売していますね。

その他、HORIからは公認のUSBメモリも発売されています。

自分は、ドラクエはまともにやったのはVIIが最後、VIIIは借りて少しプレイしたものの違和感を感じ続かず、IXもDSということで何かモチベーションがわかず購入していませんでした。このXも当初は見送り予定だったのですが、先日うっかりDQXダイレクトを視聴。

ドラゴンクエストX Direct 2012.7.30|Nintendo

MMOとしては、ROには結構はまっていて1年ほどがっつり友人とプレイしていましたがその後プレイしなくなり、リネージュ2やタントラあたりもβ期間にちょろっとプレイしましたがソロ中心で、あんまりギルドだの煩わしいのは嫌だなとここ数年は全くプレイしていませんでした。ただ、ダイレクトを見ると結構ソロでゆるく楽しめそう、と思って、話題作ということもあって衝動的に購入してしまった形です。

今日は結局買ってインストールして、オフラインの序盤を少しプレイしたところまで。ということで、パッケージやグラフィックなどのちょっとした初見感想でも述べてみたいと思います。

パッケージ&公認USBメモリ

まずはパッケージ。購入したのは通常版です。最初は相性問題などもネットで散見されていたのでUSB同梱版を買おうかと思ったのですが、店頭で若干通常版の値引き率が大きく、公認USBメモリと併せて買っても同梱版より安かったのでこちらを購入しました。

中にはインストールに用いるディスクが2枚。イラスト付きですが、インストールするともう見ることも無いという。

続いてはUSBメモリ。手元に4GBぐらいのメモリはちょこちょこあったのですが、16GBの安いの持ってなかったんですよね。秋葉とかだと1000円以下でたたき売られているので、そういうのをひとつ買っておけばよかったかな、と。公認USBを買ったのは、結局はこのメモリはドラクエ専用にフォーマットして利用することになるということ、相性問題少なそうということ、それから一応おまけでゲーム内のアイテム(ドラキーTシャツ)が付いてくるってところでした。2230円とちょっと他より割高でしたが。

外見は上のような感じ。内側から押し出して使うような感じになります。

ぶっちゃけ、Wiiに挿して使う分には中途半端に邪魔ですね。まあ、Wiiの裏側のUSB端子に挿すのでどうせ見えないしいいのですが。

インストールについて

さて、ゲームの方の感想です。まずインストールから。Wiiのアップデートは最新だったのですが、ディスクを入れるとまずファームアップさせられます。そしてその後USBの初期化。これは一瞬。その後インストールに移るのですが、公認USBの場合はDisc1のインストールに31分、Disc2の]インストールに13分、計44分かかりました。結構垂井ですね。WiiUも、どうせならUSB3.0を搭載しておいてくれればよかったのに、と思います。内蔵HDDとか無いわけですから。USB2.0はインストールなどに使うには遅い印象です。読み込みは十分かもしれませんが。

インストール後は、再起動がかかってあとは本体のチャンネルとして登録されています。WiiFit同様、ディスクなしでプレイ出来るのはありがたいですね。ディスクアクティベーションすらないというのもいいです。なんだかんだでディスク入っていると、電源いれたときのスピンアップが鬱陶しいですし。Xbox360もインストールしてもディスク認証のため入れる必要がありますから。

ゲーム感想

ゲームの方の感想。こちらはまだオフラインで戦闘を少し経験し、3人パーティになったところまでなので、あくまでグラフィックや操作感とかについてです。

まずキャラメイク。ここで主人公と兄弟姉妹をつくることに。早々にハマったのは「ヴ」の文字が無いこと。自分はROの頃からずっと使っていた名前があったのですが、そのキャラ名にはヴの文字が入っていました。いまどきのゲームでまさかこの文字が使えないとは思いませんでした。そのため、想定したキャラや職業とかで大きな見直しが入ることに。また、キャラメイクについても色や髪型の選択肢が非常に狭い。どこかドラゴンボールで見たことのあるような個性的な髪型が多く、自分のイメージするキャラにしづらい。髪の色に赤色が選べない時点でえー、って感じでした。今時、RGBで選べるのも多いのに。この辺も初心者向け仕様なんですかね。せめてカスタムモードを用意して欲しかった。あと、キャラの大きさをおおきい、ふつう、ちいさいから選べるのですが、本当にスケールが変わるだけで普通以外は微妙に不自然さも。結局何度かキャラメイクを繰り返してしまいました。縮尺の問題は、そもそもふつうでもなんかおかしいですね。物の方が大きい印象です。その他、キャラメイク中にズームができないことも気になりました。顔を選んでいるときはズームアップされますが、それ以外は引いた状態でLRによる回転だけ。ズームぐらい普通ありそうな気もするんですがね。この辺も初心者向けにシンプルしたんですかね。

そしていよいよゲーム開始。冒頭のデモはスキップ不可。キャラメイクし直しで何度かプレイしたのでちょっとうざいですね。+ボタンでスキップとか入れて欲しかった。そして、グラフィックですが…さすがに粗いですねぇ。3Dのジャギが目立つ。スカイリムでガッツリFullHD解像度でやりこんでいただけに、もう数年前のゲームを見ているかのような印象でした。カメラの操作が最初直感と逆だったので変更しようとしたところ、設定メニューが「さくせん」の中。これも分かりづらいですね。スタートボタンメニューから変更とかの方が一般的でしょうに。

その他、ZRでジャンプできるのですが、特に物に乗れるわけでもなく単なる演出。しかも妙に間の抜けるリアリティの無いジャンプ音。ZLでオートランがあるのはいいですね。グラフィックとしては、若干フレーム落ちするところも。目立つほどではないですが。村の人との会話では、こっちがこどもキャラでやっていたところ、目線が全然あってないのが気になりました。せめて操作キャラの顔の位置を見るぐらいの工夫は欲しいところです。後は、大きなマップを表示しながら動けるのは便利な感じですが、半透明で重なってもちょっとみづらいですね。あと、メニューは移動しながらも出るのがちょっと斬新でした。

その後ちょっとしたおつかいをしてからフィールドへ。戦闘はシンボルエンカウント方式。この辺はまあ悪くないですかね。近くに別のシンボルがあっても、戦闘中は半透明で表示されています。戦闘中も自由に動けますが、結局自分がアクションする段階で時間が一気に進み敵の攻撃が先に入るので、形式的にはターン制って感じですかね。フィールドに光るところがあって、そこで薬草とかが拾えるのがちょっと新鮮でした。

まとめ

ということで、今日のところで触れたのはここまで。まあ、よくも悪くもドラクエ、という感じでしょうか。あまりハイレベルなものを期待するようなゲームではそもそもないということですかね。定番のドラクエをまったり楽しむ、というプレイスタイルなら楽しめそうな感じはします。できればWiiUのHDグラフィックでプレイしたいな、とは思います。教会の神父の顔とか、小さくて潰れてしまってまともに見れませんし。

とりあえずまだゲーム性を語れるほど進んでいないので、まずはオフラインを終わらせてオンラインへと進めていきたいと思います。