米Verizon、10/28よりiPadの販売開始〜Wi-Fi版をMiFiとバンドルで

Androidの追い上げはあるものの、アプリの充実や使い勝手の良さなどで、世界のスマートフォン市場で未だ圧倒的な影響力を持つiPhone。また、そのiPhoneと同じiOSを搭載するiPadも、一時のブームは去ったものの、手軽に持ち歩ける情報閲覧端末、もしくはネットブック替わりとして人気を集めています。自分も、旅行のときやちょっとした打ち合わせのときなど、できるだけ身軽に出かけたい時にはiPadをもって出かけることも多いですね。

そのiPadですが、SIMロックフリーであると最初にアナウンスされていたものの、実際のところはアメリカでも販売はAT&T限定、日本でもソフトバンク限定で+ロックありと、iPhone同様の販売ルートとなっていました。そんな中、米の方でVerizonでもiPadの取り扱いが開始される模様です。

iPad going on sale in Verizon Wireless and AT&T stores October 28 (update: Verizon data pricing) -- Engadget

今回発売されるのはWi-Fi版。これに、Verizonで販売しているモバイルルータMiFi2200とのバンドルでの発売となります。Verizonは通信方式がAT&Tとは違うので、こういった形の販売なのかもしれませんね。日本で言えば、AUiPad Wi-Fi版をモバイルーターとセット販売するイメージでしょうか?

今回のVerizonからの販売は、噂されているVerizon対応iPhoneの販売とも大きく関連している可能性があります。現地10/20にMac関連の記者発表が行われるようですが、もしかしたら何かこの件についても触れられたりするのかもしれませんね。アメリカでAT&Tの独占販売がなくなったとすれば、日本でも同じようにソフトバンク独占がなくなってくるかもしれません。他キャリアのユーザにとってはiPhoneを買う機会が増える一方、iPhoneがキャリア縛りされていることをひとつの攻撃材料としていたAndroid陣営としては、少々苦しい展開となるかもしれません。