次世代iPhoneがBARでの置忘れで流出?!

現在、iPadが供給を超える売れ行きで好調なApple。次世代iPhoneOS4の内容も発表され、例年通りならば6月から7月当たりには次世代iPhoneが出るのでは、とうわさされています。

そんな中、次世代iPhoneと思われるものを拾ったと、記事が公開されています。

【号外】飲み屋に落ちてた次世代iPhoneを徹底解剖(その1) : ギズモード・ジャパン
「iPhone 4G / HD」かもしれない謎の携帯、拾われる
This Is Apple's Next iPhone - Iphone 4 - Gizmodo

拾った場所はApple本社もあるシリコンバレーのRedwoodのBAR。そこに、iPhone3GSのケースでカモフラージュ?される形で置き忘れていたものがあったとのことです。今回、サンノゼのBARということで信憑性が高いとされているようですが、実際そんなに簡単に持ち出せるものなのか。そして、それを持ったままBARに行き、置き忘れるようなところに身体から離しておくようなことがあるのか?そのあたり、疑問が残るところがあります。

本物だとしたときの影響について

Appleの秘密管理は徹底しており、その厳しさもあってか昨年プロトタイプを紛失させてしまった台湾の製造委託会社の従業員が自殺するという痛ましい事件もありました。

第4世代iPhoneのプロトタイプ紛失を苦に…… - 従業員自殺で受託企業が謝罪 | ネット | マイコミジャーナル

もし本物で流出したのだとすると、その紛失してしまった人の責任は大きく、これだけ騒ぎになってしまえばまた自殺とかそういった不幸を生まないとも限りません。仮に本物だったとしても、どこかの会社の最高機密に近いものを勝手にWebで公開してしまうのもいかがなものか、とも思いますね。

そもそも拾得物なわけですし、まずは警察に届けるべきなのではないでしょうか?分解までしてその内容を公開しているのは、いくらなんでもやりすぎのように思うのですけど。法律的に、問題ないんでしょうか?

内容的には、内側カメラ、microSIM、バッテリ増量などいろいろ興味深い内容も満載です。フェイクだったらいいのですが、本物だとすると6月とかの製品発表会で全く同じ内容が紹介されることになります。そうなると、発表インパクトが薄れます。Appleも、下手に訴えると本物であることを認めてしまうことになってしまいますし、対応が難しいところもあるんでしょうね。

まあ、とりあえず現状は一つの「噂」として、次世代iPhoneの予想にとどめておいた方がいい気もします。