Xbox360モンスターハンターフロンティア 6/24発売〜ゴールドの扱いは一旦変更に
日本で苦しい状況が続いているXbox360。その挽回に向けた対策の一つとしてMSも特命課などで積極的に推しているタイトルが、カプコンのモンスターハンターフロンティアです。その正式発売日について、発表がありました。
モンスターハンター フロンティア オンライン ビギナーズパッケージ(オンライン専用) - Xbox360
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2010/06/24
- メディア: Video Game
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Xbox 360版『モンスターハンター フロンティア オンライン』の発売日が2010年6月24日に決定 - ファミ通.com
発売日は6/24。ちょうど3ヶ月後ですね。パッケージ画像や値段なども公開されています。値段は6090円となっていますが、特典が盛り沢山ですね。
特典1 フレイムベヨネット(片手剣)1点
特典2 アクオンベヨネット(片手剣)1点
特典3 スパークメイス(ハンマー)1点
特典4 ドレイクメイス(ハンマー)1点
特典5 ヒートストック、ブレイズストック、フレアストック(ライトボウガン)1点
特典6 リップルストック、スヴェルストック、ローグストック(ライトボウガン)1点
特典7 ファランシリーズ(剣士タイプ防具)一式
特典8 ファランシリーズ(ガンナータイプ防具)一式
特典9 スキルカフPセット(スキルカフP)2セット
特典10 美味しそうな服(マイトレプーギー服)1点
特典11 マイトレポイント30P
特典12 便利アイテムセット【入門】1セット
特典13 便利アイテムセット【達人】1セット
特典14 ハンターライフコース1ヶ月ご利用コード&
Xbox LIVE 1ヵ月ゴールドメンバーシップ
初回同梱特典 ワイヴェンボルト(ガンランス) 1点
今回、特に大きな変更となったのが、ゴールドメンバーシップの取り扱い。先日の発表では「ハンターライフコース30日+ゴールドメンバーシップ」であわせて1400円というものでした。ところが、こうした二つの使用権の融合に対して、MS側のシステム改変の手間が想像以上にかかるようで、単純に1400円のハンターライフ1ヶ月と、ゴールド1ヶ月分の別々の提供となっています。上記特典に含まれていますね。具体的な公式のアナウンスは以下のとおり。
サービス提供内容の変更に関する重要なお知らせ - CAPCOM:MHF公式メンバーサイト
一応、システムが改変され次第、当初アナウンスのとおり「ゴールド付1ヶ月で1400円」という方向で行くようです。別々の期間のうちも、ゴールドと足して1400円を超えることにはならないようにするとか。この期間、ハンターライフの他にゴールドが本当に必要かどうかはまだ未定の模様。
ややこしく融通の効かない課金システム
しかし、こうしてみるとMSのXboxLiveのシステムは、本当に複数の課金体制には向かない作りになっていた、ってことのようですね。基本はMSが一括して料金を徴収するシステムであって、MHFのようにメーカー側で定額課金、というのはそもそものシステム仕様の変更が結構大きく、それの対処が時間がかかると言うことのようです。なまじ信頼性の高いことを誇っているXboxLiveだけに、動作検証の時間が長く必要なのでしょう。だから、この時期にすでに「7月には間に合わない」というアナウンスになっているんでしょうね。
いずれにせよ、今回のアナウンスでもすでに年間ゴールドを持っている人はどういう扱いなのかはっきりしません。また、今後同様に独自月額を課金するようなゲーム(仮にくるならFF14とか)と両方プレイした際、月額がどうなるかもわかっていません。妥当なところでは、各ゲームの月額は結局固定、いずれかひとつに入っていれば自動的にゴールド会員、という形でしょうかね。
MHFという注目度の高いゲームではあるのですが、発売前にこうったドタバタがあると、なんだかなぁ、という印象がするのは否めません。FF14も、MS側がなんとかしないことには当分無理なんでしょうね。
特典付きで格安なキーボードも販売
また、このMHFにあわせて、MSから格安キーボードが発売されることも発表されています。
【PC Watch】 マイクロソフト、1,050円のXbox 360用モンハンF推奨キーボード
これは、Microsoft Wired Keyboard 600に、オリジナル武器の「ウォームセイバー(太刀)」のコードを付加させたパッケージ。このキーボード自体、現状では低下は1980円なので、半額になっている形ですね。
マイクロソフト キーボード Wired Keyboard 600 ブラック ANB-00035
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2009/03/13
- メディア: Personal Computers
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キーボードの評価としては、以下のブログの記事が分解などもしていて詳しいです。
キーボードが好きかも? Microsoft Wired Keyboard 600 レビュー(紹介)
値段のわりには、それなりの品質という感じのようですね。自分はLogicoolの同様な低価格キーボードをゲーム用に持っていましたが、こちらも価格のわりには悪くないけど、安っぽい感じは否めなかったので、ある意味いい勝負なのかもしれません。
ロジクール クラシックキーボード 200 ブラック iK-21BK
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2007/02/16
- メディア: Personal Computers
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個人的には、方向キーを多用するため、上記ロジクールのような方向キーが通常キーにめり込んだ形のものはあまり好きではありません。そういった意味ではMSの方がいいかもしれませんね。
5月中旬からクローズドベータ、6/24パッケージ発売&オープンベータ、7/7から正式運用開始
今後の具体的なスケジュールについてもアナウンスがされています。
今後のサービススケジュール - Xbox 360版:MHFプロモーションサイト
まず、5月中旬にクローズドベータが開始される模様。具体的にどういった手法をとるんでしょうね?NXEの時のように、HDD持ちユーザーの中から応募者を募り、抽選で決めるという感じでしょうか?現状ではほとんど情報は公開されていません。
一方、6/24のパッケージ販売にあわせて、オープンベータが開始されるとのこと。これまでにも、ソフト販売後しばらくは有料ベータサービス的なオンラインゲームはいくらでもありましたが、MHFのように「パッケージ有料のベータ」とうたってるのは珍しいような気もします。いちおう、オープンベータの2週間は無料期間ではあるようですが、クライアントが無料ではないですしねぇ。とはいえ、オンラインゲームはテストしないと始まらないところもあるので、しょうがないのかもしれませんが、クライアントはもうちょっと安くても良かったんじゃないでしょうね。
正式運用は7/7の七夕。まだ4ヶ月以上の先の話になります。ただでさえPCとのマルチ展開な訳ですが、その時まで話題性を維持することができるのかどうか。そのあたりも気がかりなところではあります。
とはいえ、日本のMSKKとしては、MHFが強力な弾であることには代わりはないでしょう。Wiiの海外MH3がオンライン無料となったように、MSKKもシステム変更の他、サードをいろいろ補助してプラットホームを盛り上げていって頂きたいものです。