WiiSportsResort 6/25発売決定〜Wiiモーションプラス同梱で4800円

各社のカンファレンスが終了したE3。中でも、任天堂は他の陣営と比べて堅実な発表、続編などの発表が多く、サプライズ感がないところがありました。国内での販売数も伸び悩んでいるわけですが、今年の夏はWiiSportsリゾートとモンスターハンター3という大きな2タイトルを控えており、売上としては再び攻勢を仕掛けるタイミングとなっています。

そんな中、カンファレンスの終了を待ってか、いろいろな発表がされています。まずはWiiSportsリゾートの発売日決定。6/25となっています。

Wiiスポーツ リゾート (「Wiiモーションプラス (シロ) 」1個同梱)

Wiiスポーツ リゾート (「Wiiモーションプラス (シロ) 」1個同梱)

任天堂、Wii「Wii Sports Resort」6月25日に発売 Wiiモーションプラスも同時発売 -GAME Watch

値段はモーションプラス同梱で4800円と、WiiSportsと同価格。さすがに、モーションプラス分高くなったら売れないだろうと思っていたので、頑張った価格設定にしてきましたね。ちなみに、Wiiモーションプラス単体は1500円。こちらは逆にちょっと高い印象ですね。WiiSportsは結局複数人でプレイすることが楽しいゲームですし、いくつか単品を購入することも前提となっています。そうなるといつものように「周辺機器をいろいろ買って、思ったより高くつく」といういつもの任天堂の路線になりますね。

とはいえ、開発にはソフト、ハードともいろいろ苦労はしているようですけどね。このあたりは、恒例の社長が訊くのコーナーを読むと知ることが出来ます。

Wii.com JP - 社長が訊く『Wiiモーションプラス』
Wii.com JP - 社長が訊く『Wii Sports Resort』

ハードの方は、ジャイロセンサの位置ズレの話などで苦労した話。後は、コネクタ部分の強度問題などもありますね。正直、コネクタ部分の強度問題は、Wiiリモコンの初期設計ミスだろ、というレベルだと思うんですけどね。強度も気にせず穴だけつけていたのかと。クラコンの後ろにも何か固定できそうな溝がありますが、アレもそういった「とりあえず将来的に使えるかもしれないからつけておけ」というものだったとすると残念なところはありますね。センサについては、速い動きと遅い動き両方に対応できるようにした、というのがノウハウでしょう。このあたりは、SCEPS3のモーションコントローラで参考になるところでしょうね。

ソフトの方は、いろいろスケジュールの件や企画の件、そして岩田社長や宮本氏のえぐさがよく分かるインタビューとなっています。任天堂は社員が少なく、その割に大きな収入を上げているのでいろいろねたまれたりしがちですが、任天堂でゲームを作るというのもかなり大変だなぁ、とも思いましたね。

ゲームの内容などは、上記インタビューでいろいろ知ることができますね。いろいろ新ゲームも入っていますが、個人的にはゴルフ好きなところもあって、ゴルフに注目。「バックスイングで強さが決まる」という、ある程度ゴルフだったら当たり前のところをやって実現できること、インパクトのときのスライスとかも再現できていそうなところが楽しみですね。前のは強く振るとどっちかに曲がるといういい加減な仕様で、ゴルフ好きな父も憤慨してましたし。素人ほど、こうした不自然さに対して技術的難しさを考慮せず厳しいつっこみをするものです。

発売は6/25。発売まであと3週間もないですね。とはいえ、CMとかは前からやっていましたし、店頭ではパンフレットなども配っていたのである程度準備はできているでしょうか。前作が化け物ソフトだっただけに、やはりこれもミリオンクラスの期待がかかるところ。また、WiiSportsでWiiを買ったユーザーがどの程度今もWiiで遊んでいるかを図る一つの試金石になるかもしれませんね。