プレイステーション3(80GB版)購入〜ファーストインプレッション

各社のハードが出そろい、その売上比率も大体落ち着いてきた感のあるビデオゲーム。自分はこれまでDS、WiiXbox360PSPと購入していましたが、今回唯一残っていたPS3を購入しました。

買ったのはPS3 80GB版のセラミックホワイトです。

新品で買ったところ、現在キャンペーン中のデモディスク白と赤の両方をつけてくれました。また、本体だけだとHD画質にならないため、D端子ケーブルも合わせて購入。ついでに、ゲームソフトも3本購入。さらに、PS3コントローラ用のアシストパッドも同時に購入しています。

今回は、購入に至った経緯と、本体関連のファーストインプレッションを述べてみたいと思います。

PS3購入の動機

まずは、PS3を購入するに至った経緯からです。HDゲーム機としては、すでにXbox360を持っており、ゲームも大体かぶっていてマルチだとXbox360版の方が画質が上だったりするため、どうしてもPS3が必要という訳ではなかったのですが、PS3本体の各種機能には前々から興味を持っていました。また、SCE製のソフト(ただし海外製)は、Xbox360では絶対プレイできないソフトですし、評価も高くて興味が合ったんですよね。

このため、前々から何かきっかけがあれば購入しようと思い、機会を探っていたのですが、Xbox360の購入きっかけとなった値下げ&バリューパックのようなものもなく、後一歩購入に踏み込めなかったんですよね。ただ、PS3本体がまだ逆ざや解消しきれておらず、値下げが繰り返し否定されている状態では、いつまで経っても購入できそうになかったので、ちょっと興味を持っていた「龍が如く3」に合わせて購入しようかと思っていました。

龍が如く3 - PS3

龍が如く3 - PS3

一応、同梱パックも出ることになっていますが、個人的に専用柄のついた本体は、1年・2年と経過してタイトルが古くなってくると本体も古く感じるように思えてあまり引かれなかったのと、ソフト単体の値引率などを考えるとソフトと本体別々に購入してもさほど値段が変わらなそうな感じから、通常の本体でいいかと思っていたわけです。ただ、そうなるとすでにGT5Pの付いたパックが終了しており、代わりにデモディスクは付いてくるのですがどれも無料で手に入るものばかりと、これはこれで吹っ切れないところがあったわけです。

そんな悩んでいる中、背中を押してもらったのはまたもアイマス。Homeでアイマスのアイテムが配布されることになり、その違和感バリバリの姿に(通称:ほめ春香(home春香))、これはこれでファンの間で大きく話題になっていました。

アイドルマスターがPS3に登場!〜Home向けアイテムが2/12より配信 - わぱのつれづれ日記
PS Homeに春香さん?&アドホックパーティーのお知らせ - THE IDOLM@STER OFFICAL WEB

実際には自販機で当たるお面だったわけですが、その馬鹿騒ぎにニコマスファンとしてちょっと乗っかりたくなったんですよね。PS3を買うきっかけを探していたところでしたし、ちょうどいいかな、ということで購入してきた訳です。(思えばXbox360PSPアイマスが購入のきっかけの一つでしたので、結果的にアイマスのおかげで全機種制覇になったというところでしょうか。)

PS3本体について

さて、つづいてはPS3本体について。購入したのはセラミックホワイト。ブラックやシルバーとも迷ったのですが、WiiXbox360と共に白だったので、せっかくだから同一色でそろえてみようかと思い、白にした形です。

 

まずパッケージ。最近、日本製と中国製の混在と店頭見本との相違で少し話題になっていましたが、自分が買ったのは中国産でした。

 

中はぎっしり詰まっていたXbox360と違ってスカスカ。包装も実にシンプルでしたね。付属品も電源ケーブルにコントローラ、充電用のUSBケーブルにコンポジットAVケーブルと、最小限となっています。

本体の質感は若干プラスチック感がしますが、テカテカで綺麗です。白はWiiよりも若干突き抜けたような白色になっていますね。Xbox360と並べるとXbox360が非常にくすんだ色に見え、やぼったい印象に見えます。


P.S.
PS3 80GBの白はすべて中国産のようです。(情報提供:みあもさん)
ゲーム屋店長:ぶ〜らぶら ●ゲームショップで産地偽装発覚!
ちなみに、黒と銀については混在のようで、以下のようなシールが貼られているのを店頭で確認しています。

PS3の設定など

つづいてはPS3の初期設定。まず、PS3には主電源があるので、これをON。さらに、起動後PS3のコントローラを接続してペアリング作業を実施する必要があります。Xbox360では有線でのペアリングは無かったですが、PS3の方は必要。とはいえUSB接続してPSボタンを押すだけなんですけどね。ただ、自分はTVと座っているところが離れているため、この作業だけTVの近くで行わなければならず、ちょっと面倒でした。

その後は時計の設定。自分の買ったPS3は初期値は2008/1/1でしたね。その後、映像についてはその場ではチェックなくスルー。ネットワークも最初から接続していたため、最後にネットワークの設定を行い初期設定は完了しました。

その後のXMBのメニューは、PSPと同様。そちらで慣れていたのでそれほど戸惑いませんでした。まず映像の出力設定ですが、Xbox360が単純にD1〜D5の設定のどれかを選ぶだけだったのに対して、PS3はちょっと違っています。ずらっと480p,720p,1080i,1080pと並んでおり、各々テレビで表示可能かを選択する形になっているのです。これは、D4(720p)には対応しているけどD3(1080i)には対応していない、というケースにもスムーズに対応するためなんでしょうかね。ただ、これはTVのビデオ設定に詳しくない人はさっぱり分からないのではないでしょうか?

チェックマークを○で付けた後、右を押すことで決定。(PSPもたまにありましたが、右を押さないと決定されないというUIは正直分かりづらいと思いますね。右矢印もあまり目立った表示してないですし。)その他は、とりあえずそれほど設定する項目はありませんでした。

続いて、本体のアップデート。初期のファームウェアのバージョンは2.45。公式の更新履歴を見ても公開されてないバージョンのようですね。アップデートすることで2.60になりました。

本体の騒音は、起動直後はちょっとファンの回転数が大きいのか鈍い音が聞こえますが、通常の操作時は至って静音。Xbox360はHDDインストールしてもケースファンがウィーンと快適とは言えない音を出していたのに比べれば、耳障りのよい音となっています。

まとめ

以上、購入の経緯、本体の簡単なファーストインプレッションを述べました。本当はこのあとHomeにつないで「ほめ春香」を取るべく自動販売機に挑戦したりしたのですが、長くなってきたのでまた別の機会があれば紹介してみたいと思います。

いろいろ触れてみましたが、総じてデザインはすっきりしており、動作もきびきびしていて好印象。ただ、個々の動作に関してはメニューの階層が深かったり、状況表示が頻繁に変わりすぎたりと、「シンプルで分かりやすい」という観点からするとまだ改善の余地があるかな、というところはあります。

機能的にはもりだくさんで、今回は触れていないHomeやインターネットブラウザなど、本体をいろいろいじくるだけでも楽しめますね。デジモノ好きとしては非常に面白いハードだと感じました。

まだ買ってきたゲームはほとんどプレイしていないので、これから徐々に空いてる時間でプレイでもしていきたいと思います。