スターオーシャン4 米国での発売が2/24に決定

Xbox360におけるJRPGラッシュの今年度最後を飾る作品、スターオーシャン4

MSKKもこれを気に本体の拡販を図るべく、「スターオーシャン4付きでWii以下の価格(24800円)」というなかなかインパクトあるアーケード同梱版を用意しています。

もっとも、このパッケージだとHDDも無いのでインストールして静音プレイもできず、グラフィックもHDで表示するには別途ケーブルが必要なんですけどね。逆に、SDテレビしか持っておらず、とりあえずSO4を安く遊びたい、と言う人には魅力的なパックだと思いますが。

北米での発売は2/24〜1週間スケジュール前倒し

さて、一方で今回のJRPGラッシュは、日本ではドラクエから続く伝統的ジャンルながらも、なかなか世界で受け入れられていないJRPGの世界進出を狙った意欲的タイトルでもありました。その割には、これまであまりめざましい成果は上げられていません。

そんな中で発売されるスターオーシャン4ですが、北米での発売日が2/24となったようです。

Star Ocean: The Last Hope gets earlier release date - Joystiq

北米では当初3/3の発売だったようですが、ちょうど1週間早くなったようですね。パッケージは日本版と違い、主人公エッジが逆光で表示されおり、これはこれでなかなかかっこいいデザインです。

ちなみに、この発売前倒しに関してもJoystiqでは不信感を示している感じですね。特に、昨年出たラストレムナントの処理落ちやテクスチャ張り遅れなど、純粋に技術的見劣りも目立ったことが、JRPG(というかスクエニ)に対してよりネガティブな印象を与えてしまったようにも思えます。

スクエニとしても、自社のラインナップがRPGに偏りがあり、日本だけでペイすることが難しいジャンルである以上、海外でもっとJRPGを売っていくことは必要なことでしょう。海外で売れないようなら、そもそもHDゲーム機でJRPGを作ること自体、今後GOが出なくなる可能性もありますからね。そう言った意味で、このSO4が海外でどの程度の売上を上げることができるのか、HDゲーム機におけるRPG展望を占う上でも、重要なソフトになって来そうな気がします。