Xbox360の新機能「アバター」紹介動画

秋のアップデートで大幅にメニューやUIが変化する予定のXbox360。ゲーマー的な視点では大幅な静音化とロード高速化の図れるHDDインストール機能が注目されていますが、それ以外にも「Miiのパクリ」と騒がれた「アバター」機能があります。これまでE3で登場したMS幹部のキャラしかあまり露出がありませんでしたが、その具体的な操作画面、アバター編集シーンが公開された模様です。

Video: Creating an Xbox 360 Avatar - Joystiq

具体的な動画は以下のものとなります。

アバターという概念自体は別にMiiが最初と言うこともなく、制作元のレアも前々から考えていたと発言していますが、それ自体はあながち間違ってはいないでしょう（Miiが斬新だったのは、ロンチで新ハードの中核に据えたことだと思います）。ただこの動画を見た感じは、「HD化して色々装飾もいじれるようになったMii」という感じで、どうしてもMiiの影響は強く見受けられますね。

Game*Spark - : レア「Xbox LIVEのアバターは、任天堂のMiiが登場する前から計画していた」 by riot_兄

最も、Miiに似ている分、逆に言えばこのアバターは日本人にもかなりなじみやすいものだとも思います。海外制作のものだと極度にリアルだったり、デフォルメがえぐいものも多いですが、このアバターはかなりマイルドなデフォルメになっています。キャラがオーバーアクション気味ですが、Miiの方も元々オーバーアクション気味で、日頃WiiFitなどで見慣れている自分は、とくにこのXbox360のアバターも違和感はありません。

編集シーンも、Miiほど細かいパーツ位置の調整などは見あたりませんが、パーツのアイコンのところがそのままプレビュー的な意味合いとなっていて分かりやすいUIになっていると思います。身体の大きさの制御のところは、まんまMiiみたいですね。一方、帽子をかぶったり、指輪を着けたり、服を着替えたりと、装飾を色々いじれるのは、Miiよりも一般的なアバターの楽しみ方をうまく引き継いでいるように思います。感じとしてはみんゴルとかに近い印象もうけますね。

こうした衣装などについては、バンナムがアイマス関係とかをDLCでアバター向けに配信とかしたら、また一つ搾取商売ネタになりそうな感じもしますね。その他のゲームでも、ゲーム固有の衣装をアバター向けにおまけで付けるとか、そういった工夫が見られると楽しそうです（TOVのユーリの服とか）。

値段とソフトの面ではだいぶ日本人にも受け入れやすくなってきたXbox360。このUI＆アバター部分のアップデートで、よりライトな層へのイメージアップにもつなげることができますかどうか。