PS3コントローラと一体化可能な「ワイヤレスキーパッド」登場
現在ドイツで開催中のGC2008。この中で、ソニーが大きな発表をいくつか行っており、新型PSP-3000や160GB版PS3などが発表されていますね。そんな中で個人的に興味を持ったのが、以下のワイヤレスキーパッドです。
SCEJ、PS3用コントローラーにかぶせて使う「ワイヤレスキーパッド」を年末に発売
SCEからのプレスリリースも出ています。
PlayStation.com(Japan) | お知らせ | PLAYSTATION®3専用「ワイヤレスキーパッド」 2008年の年末商戦期に向けて日米欧にて発売
Xbox360のキーパッドとの違い
コントローラに一体型のキーボードというと、Xbox360ではすでに以下の製品が発売されています。
- 出版社/メーカー: 日本マイクロソフト
- 発売日: 2008/01/10
- メディア: Video Game
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Xbox360のものは下側がグリップ部分に装着する形ですが、PS3の方は上側につける形。下側の方が押しやすそうな感じはしますが、PS3だとアナログスティックが下側に出っ張っているので、下側への設置は難しかったのかもしれませんね。
また電源供給や本体からの認識についても違いがあるようです。Xbox360のものはコントローラに装着して使うことが前提で、電源供給などもコントローラから。一方、PS3のものはこのキーパッドが充電池を持っており、Bluetoothの通信機能も持っています。ペアリングのため最初USBでつなげる必要があったり、USBで充電可能なところなどは、PS3のコントローラと同じ感じですね。PS3側からは2つのコントローラが認識される形でしょうか。PS3と一体化することで、PSボタンで一気に両方のコントローラを起動する感じで、いろいろ考慮されている感じです。
独特なタッチパッド機能
また、機能的に面白いのはタッチパッドボタン。これを押すとキーパッド部分をなでることでカーソル移動などができるようです。別のモバイル製品でも同様な機能がありましたね。ウェブブラウザが標準搭載のPS3では、限られたスペースでタッチパネル機能を実現しているわけで、なかなか面白いです。
充電機能、Bluetooth通信、そしてコンパクトでタッチパッド機能もあるとなると、正直コンパクトBluetoothキーボードとして別のモバイル機器にも応用したい人もいそうですよね。ただ、その場合にネックとなるのはこの独特な形状でしょうか。PS3コントローラと一体化させる部分は単なるアタッチメントキットにしておいて、キーボード部分が取り外し可能になっていれば、真面目にPS3ユーザでなくても購入する人がいそうです。
気になる値段や対応ソフト
あとは気になるのは値段ですかね。機能的に多い分、値段はそこそこしそうです。コントローラと同じくらいするかもしれませんね。後は対応ソフトがどの程度出てくるか。とりあえず、プレスリリースによればAFRIKAで対応するらしいですが。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: Video Game
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キーの押し心地やタッチパッド機能など、デジモノ好きとしてはいろいろ興味がある製品。とりあえずレビューが出てくるのが楽しみです。