Wii版どうぶつの森はDS版データ引き継ぎ可能〜E3 任天堂ラウンドテーブル開催

規模は小さくなったものの、今年もいろいろな事が発表されたE3。最大のサプライズはFF13のXbox360版発売でしたが、PS3では動画配信が大々的に発表されたり、任天堂もWiiMotionPlusを紹介したりと、いろいろなことが明らかになりました。

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上記エントリでは任天堂のカンファレンスを聞いた印象として、いまいち地味な印象だったことを述べたわけですが、その後開催された任天堂のラウンドテーブルの中で、もう少し詳しい情報が語られたようです。今回は、その中から特に「どうぶつの森」のことについて触れてみたいと思います。

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Wii版どうぶつの森〜DS版のデータ引き継ぎなども可能

まずはWii版のどうぶつの森について。講演の中で見た感じではDS版と大きな差を感じなかったのですが、「DS版のデータ引き継ぎが可能」ということを聞いて、なるほどと思いましたね。考えてみれば、あれだけ売れたDS版のデータを引き継げない訳もないのかもしれませんが、すっぽり頭から抜けていた形です。

おいでよ どうぶつの森

自分はDS版の発売以来、2年以上まったりとプレイしつづけていました。特にアイテム収集などをするわけでも無かったのですが、毎日起動して気に入った住人との会話を楽しんでいましたね。（もっともここ数ヶ月は英語関連のソフトばかりやっていたので、今日遊びに行ったら家の中ゴキブリだらけ、雑草だらけでしたがw。それでもお気に入り住人が引っ越していなくて何より。）

これだけ長い期間やっていただけに、データが移行できるというのは非常に大きなモチベーションにつながりますね。単なるアイテムなどだけでなく、DSの時の「思い出」にあたるようなものも合わせて引き継ぎ、住人との会話などで取り上げてくれるとうれしいですね。

また、ネットにつなげない人向けに、DSダウンロード機能を通じてWiiのデータを交換する、という仕組みも用意されている模様。これもなかなか面白いアイデアのように思います。

WiiConnect24を使ったアイテム配信・街での交流〜お天気チャンネルとの連動は無し

その他、どうぶつの森の為にあったようなWiiConnect24連携については、とりあえずアイテム配信を考えている模様。また、新たに出来た「街」の部分がWiiConnect24で相互やりとりされるようで、こちらも楽しそうです。ちなみに、お天気チャンネルとの連携は、国によっては四季などが楽しめなくなるということでボツ。これは、日本ユーザー用にオプションで選択できるようにしておいて欲しかったところですね。まあ、住人の会話なども代わってしまうので、柔軟な対応はむずかしかったのかもしれません。

DS版愛好者にはなじみやすいタイトルか

以上、簡単に触れてみましたが、全体の雰囲気などは非常にDS版に近く、演出やグラフィックがWiiに合わせて向上したという感じでしょうか。DS版をプレイしていた人にはなじみやすい感じです。データの引き継ぎができるのも大きいですね。

一方、変化が乏しいことはDS版プレイヤーにとってのマンネリ感につながる危険はあります。携帯型でいつでもどこでもちょこっと毎日数分のプレイができたDS版と違い、Wii版だとTVの前でないといけないですし、WiiFitのように毎日プレイしているゲームがあると、ディスクの入れ替えの手間も生じてしまいます。この辺は、特に自分のような面倒くさがりには大きなハードルになりそうな気もします。

とはいえ、DS版を長期間プレイしていた自分は間違いなく購入しますけどね。64やGCでのぶつ森をプレイしていないだけに、据置版ぶつ森をこの機会に楽しんでみようと思います。WiiConnect24の実力も、是非発揮して頂きたいですね。