Xbox LIVEプレス向け説明会 〜 12/5のシステムアップデート詳細も
12/5に大規模なシステムアップデートが予定されているXbox360。先日Xbox LIVE 5周年にあわせてその内容が一部発表されており、自分も以下のエントリで取り上げました。
Xbox360、12月のシステムアップデート内容告知〜XboxLive5周年記念無料配信も - わぱのつれづれ日記
そのシステムアップデート内容について、本日日本のプレス向けに発表会があった模様です。
マイクロソフト、Xbox 360とXbox LIVEを12月5日にアップデート。新機能のプレス向け説明会を開催 - GAME Watch
"Xbox LIVE プレス説明会”でわかった、この冬Xbox 360はここまで進化する / ファミ通.com
内容としては、大きな要素としては先日発表されたものと同様ですね。ただ、説明会だけに具体的な画面がいろいろ公開されている形です。ファミ通では写真は大きいですがTV画面を直接撮影したものなのに対して、GAME Watchの記事ではスクリーンショットの綺麗な画像が公開されています。
マーケットプレイス関係
具体的には、マーケットプレイス関連でメニューの見直しが入ったようですね。たしかに、現状のバージョンのマーケットプレイスは様々なコンテンツがいろいろな場所からアクセスできる形となっており、ちょっと混沌とした印象を受けていました。今度は、トップメニューを比較的シンプルにざっくり分けてしまうことで、わかりやすさをアピールしている形ですね。
また、いくつかのメニューで、右側にオススメゲームが現れるようになったのも面白いところですね。ちょうど今日Wiiでもユーザーが選ぶおすすめサービスが始まりましたが、Xbox360のものは基本的にMSがリストアップしているようです。元々、Xbox360のメニュー画面はいろいろなところでバナーにCMが表示されてにぎやかですが、このオススメリストはよりダイレクトに表示されるようですね。できれば、現在のユーザの遊んだゲームや実績などを参考に、ユーザーにあったジャンルのものを積極的に表示するような仕組みになっているといいのですけど。
あと、旧XBOXのゲームをダウンロードできるXboxクラシックについては、かなり見栄えのする特別なメニューが用意されているようです。GAME Watchの画像なんかを見ると、特によく分かりますね。ただ、懸念されたようにファイルサイズは2GB〜4.7GBと非常に大きく、ダウンロードも数時間レベルでかかるそうです。一度購入したら何度でもダウンロードし直せるとは言っても、これは結構つらそうですね。本格的にXboxクラシックを使うのであれば、120GBハードディスクが必須になってきそうです。
積極的なフレンドの輪
その他に今回明らかになってものというと、ユーザー交流に関する仕様変更。プロフィールの中にコメントを入れられるようになったこと、それから他人のフレンドリストを見ることが出来るようになったというのが大きな点ですね。
Xbox 360、次期システムアップデートで「友だちの友だち」機能を追加 - Engadget Japanese
メッセンジャーキットなどを見ても、ネットを通じたユーザー間交流というものに、相当Xbox360は積極的なのが分かります。現状でもXbox FriendsというSNSサービスを提供していますしね。
任天堂の岩田社長がWii発売前に「mixiみたいなSNS的サービスも想定している」と言っていましたが、積極的コミュニケーション関係についてはXbox360が一歩先に行っている感じはしますね。まあ、任天堂の「あんしん」を意識したコミュニケーションの実現も独特で面白いですけどね。
一応、Xbox360も強制的にゲーム時間を制限する「ファミリータイマー」機能の搭載で、親の「あんしん」は意識したアップデートをしていますけどね。海外版では親子で契約しないと設定ができないという形だったように思うのですが、日本では単純に誰でも設定できるんでしょうかね?