WiiのVCにPCエンジンCD-ROM^2「イースI&II」、「超兄貴」登場!
ファミコン世代からの回帰ユーザも多いWii。そうしたユーザに好評なのが、合法的に懐かしのゲームを楽しむことのできるバーチャルコンソール(VC)ですね。すでに各種プラットホームのソフトが提供されているわけですが、予定の中の一つに「PCエンジンCD-ROM^2」も含まれていました。CD-ROM^2の場合、音楽がPCMでCDに直に記録されており、音声なども盛りだくさんなことも多く、Wiiの少ない内蔵メモリでどう配信するのかと、その技術的な点で心配がされていましたが、この度配信の決定がアナウンスされました。しかも、その第一弾タイトルがなんとも豪華なものとなっています。
ハドソン、Wii「バーチャルコンソール」、「Y's Book I&II」、「超兄貴」などを配信
タイトルは、イース移植シリーズの中でも特に名作と名高いイースI&II、そしてイロモノキャラと葉山宏治の兄貴サウンドが強烈のインパクトを与えた「超兄貴」。どちらも、非常に有名なタイトルですね。
よりアニメチックに装飾されたイースI&II
PC88での登場時から名作と言われ、最近では世界樹の迷宮でも再び脚光を浴びた古代祐三氏のズンダラ節炸裂のサウンドで好評を博していましたが、PCエンジン版はさらにそのビジュアルがアニメ的になり、声優も豪華に配役、ゲームミュージックもファルコムサウンドアレンジならこの人という、米光亮氏が爽快なサウンドに仕上げており、こちらも非常に高い評価を受けていますよね。
自分は、PCエンジンは持っていなかったのですが、ゲームミュージック好き、そして特にファルコムサウンドマニアでもあったので、このイースI&IIはPCエンジンCD-ROM^2を持っている友人からCDだけ借り、曲の部分をテープにダビングして繰り返し聞いていましたね。
ゲームの方は、ファミコン版、PCでのエターナルでプレイ済みなのですが、PCエンジン版も一度やってみたいと思っていたんですよね。これは買いでしょう。(ただ、なぜタイトル名が海外版の『Y's Book I&II』なのかは気になりますが。まさか、英語だったりしませんよね?声優の権利関係とかで。)
以下に、IとIIのOP部分を紹介しておきます。CD音源だけあって、今聞いても全然OKですよね。WiiのVCではおそらく音源は何らかのコーデックで圧縮してくるとは思いますが、違和感があるほどの高圧縮は勘弁して欲しいところですね。
ちなみに、ファミコン版のイースIでは、ラストの展開が変わっていてダルクファクト戦が2度あり、その最後の戦いの曲が実は隠れた名曲となっています。イースファンでも結構知らない人がいるかもしれませんね。以下のサイトに、MIDI化されたものが公開されています。
後半のプログレ部分が、ファミコン音源であっても結構しびれました。(ちなみに、ゲーム音楽をテープに保存して残してあるのですが、曲がファミコンのくせにやたら長く、1曲流しきるまでダルクファクトを倒さないようにすることに非常に苦労したのを覚えていますw。)
葉山宏治の兄貴サウンドが魅力の「超兄貴」
さて、もう一つの超兄貴ですが、これもPCエンジンを持ってなかった割によく知ってますね。それは、やっぱり音楽。学校の先輩がやたらこの曲にはまっていて、部室で流したり、「兄貴、兄貴、兄貴と私!」といいながらポージングしていたんでw。ただ、その先輩にCD借りて聞きましたが、I-DATENとか、結構かっこいい曲もあるんですよね。
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ゲーム内容的な話は、ITmediaのレトロゲー担当、ゲームマン氏が書いた記事がいい感じです。ゲームミュージックについての魅力も詳しく書かれていますので。
ITmedia +D Games:総合芸術としての「超兄貴」 (1/3)
以下、YouTubeにあったOPと一面プレイ動画を紹介しておきます。