SIXAXISの真価を発揮?! PS3「ぽちゃぽちゃあひるちゃん」

久夛良木氏退任、大赤字、週間本体販売台数4桁突入と立て続けで悪いニュースが続いているPS3。巻き返しのためには高い本体もさることながら、まずはソフトウェアの充実が何よりも急務と言われています。

とはいえ、PS3の真価を発揮できるような大作ソフトはそう簡単にできるものでもなく、正直当分の間の手詰まり感があったのですが、SCEは別のアプローチでこのソフト不足に対策を打ってきました。

ぽちゃぽちゃあひるちゃん™

なんと、PSの技術デモで度々出ていたあの「アヒル」をそのままゲームにしちゃいました。しかも主人公w。このアヒル、いろんなところで見かけますよね。有名どころでは鉄腕ダッシュの村長でしょうか。また、このアヒルを川に流してどのアヒルが一着になるか競い合う「ダックレース」なんてものも世界規模で開催されたりしています。

Rubber Dcukie On The Web

世界的に有名なキャラなので、世界展開もばっちりですね!

SIXAXISを駆使した操作性

ゲーム内容は、詳しくはまだ書いてありませんが、すでに公開されている画像を見るだけでもある意味一目瞭然です。要するに、SIXAXISを傾けると土台も傾き、それによってあひるをゴール地点まで誘導するっていうかんじですね。リアルな世界でもあるゲームです。

モーションセンサーが大きな売りであるWiiでも、すでに同様のゲームとしてはコロリンパというゲームがロンチで出ています。

コロリンパ - Wii

コロリンパ - Wii

また、有志の手でPCにWiiリモコンを認識させてプレイする「COLOCORO」というソフトも公開されており、自分もプレイしてレビューしています。

わぱのつれづれ日記 - Wiiリモコンのモーションセンサフル活用〜『COLOCORO』レビュー

これは2Dですが、傾きで移動していく流れは変わりません。かなりの歯ごたえでしたが結構面白かったですね。気づけばバージョンも1.52にまでなっており、IRセンサ対応とかコース追加とかされているようです。また今度やってみましょうかね。


あひるのゲームが上記とちょっと異なるのは、敵である鮫の存在と、回収すべき子あひるでしょうか。まあ、鮫は単に動くダメージ障害物、子アヒルパックマンのドットと同じような物で、特に独創性はないですけどね。

ともあれ、これまで何のために付いていたかよく分からないSIXAXISですが、flOwに続いてこれを活用する貴重なソフトと言えるでしょう。

微妙な価格設定「840円」

さて、この「あひる」ですが、価格は840円で5/24からダウンロード販売。flOwと同じなので、ダウンロード販売の基本的な値段と言うことですが、結構微妙な価格ですよね。というか、まずこの消費税が付いてる中途半端な値段はやめた方がいいのでは?と思うのですが。

PS1のゲームが630円ですので、それより高価。そして、WiiSFCが800円が基本なので、それと同等といった感じですね。ボリューム的にはエミュレート作品の方が上の場合が多いですが、この「あひる」はPS3の最新技術を駆使した新作ですからね。価格的には840円はめちゃくちゃ安いぐらいなのですが、消費者的にそう感じてもらえるかどうかは非常に疑問ではあります。

ソフト売り上げ向上の決め手となるか

ともあれ、深刻なソフト不足に苦しみ、しかしソフトを大量に売らなければならないPS3としては、1つでもソフトが増えることは重要でしょう。別にPS3の性能が高いからと言って全てのゲームが使い切る必要もないわけですし。昔アリカの人に求めた「PS3クオリティ」なんてもので選択肢の幅を狭められる状況じゃありませんから。

DSだって、やろうと思えば3Dゲームで重厚なものも作れますが、多くの人が結構軽いライトなソフトで満足してしまっているわけですし、ようはPS3でもそう言ったライト層を広げていけばいい訳です。(もっとも、ライトが買うには本体が高すぎですが。)まあ、この手の戦略はニッチだが継続的に金を払ってくれるコアユーザーの反感を買うことにもなりかねず、バランスが難しいところがあるとは思いますけどね。

まあ、それでも無策に時間を過ごすよりは全然前向きです。こうした小粒ソフトをリズムよくたくさん出して弾みをつけ、大作タイトルにつなげることができるかどうか。

PS3の戦いはこれからだ!SCEの今後の活躍にご期待ください!