トップガンが熱中するPCでのWiiリモコン応用

先日「Wiiリモコンを用いたPC操作 〜 WiinRemoteレビュー」で紹介したのに続いて、PCでのWiiリモコン応用は続々と続いているようです。今回、Wiiリモコン2本使ったジャグリングソフトが公開されました。

Wiiリモコンで遊ぶPC用ジャグリングゲーム - Engadget Japanese

自分もBluetoothWiiリモコンを使う環境を整えていたので、早速試してみようと思ったのですが、うまく動きませんでしたorz。なんか、「d3dx9_30_.dllがない」とか言われるんですよね。ネット検索してみたところ、下記のブログを発見。

UNK ON ME!!: Progression導入

どうも、一部のバージョンのDirectXランタイムにしか入っていないDLLらしいので、上記サイトで紹介されているところに行ってダウンロードしました。

Download details: DirectX April 2006 Redistributable for Software Developers

これをインストールすることで、一応最初の警告は出なくなったのですが、それでもError#4とか出て、Direct3D対応ドライバが見つからないといった内容のダイアログが。一応入れているつもりなんですけどね。ドライバを最新版にすればいいのかもしれませんが、面倒なのでいったんここで止めてます。


まあ、それはともかく、こうした同人レベルのゲームが色々出てくるのは、ユーザとしては非常に面白いですね。逆に、任天堂やメーカーなんかは、結構苦々しく思っていたりするかもしれませんが。PCであまりリッチなWiiリモコン応用されると、Wii本体の妨げになるかもしれませんし。まあ、逆に呼び水になるかもしれませんけど。また、ゲームソフトメーカーも、うかうかしているとさっさと同人レベルでゲームを出されてしまい、いざメーカーがソフトを出した際も、「なんだ、PCで出てた○○のパクリじゃん。」とか言われかねないので。この手のアイデアは、やはり「最初に実現した人」が一番評価されますからね。

久夛良木氏が「後藤弘茂のWeekly海外ニュース SCEI 久夛良木健氏インタビュー(1)」の中で、『トップガンの(プログラマの)人が腕をふるってもらいたい。』と言っていましたが、皮肉にもそうしたトップガンの人たちはWiiリモコンの方に関心を持っている模様。トップガンな人たちとソフトメーカーとのアイデア・研究合戦に、これからも目を離せないですね。


P.S.
コメント欄と以下のトラックバックで、対処法の情報をいただきました。
good times & bad times - Wiiリモコンでジャグリング
どうやら、Releaseフォルダにあったogre.cfgというファイルの中にグラフィックボードの指定があり、それがデフォルトではGeForce7900GTとなっていたようです。おそらく、開発者の環境なんでしょうが、それをそのまま公開してしまうので、ちょっとお粗末ですね。まあ、プログラムするときとりあえずこの手の変数は固定で書いてしまいたくなる気は分かりますが、わざわざ設定値をテキストから読むようにしているのだし、但し書きをReadmeに書くべきですよね。他人にプレイしてもらいたいなら。