Wiiリモコンを2本使ったジャグリングゲーム 「WiiSticks」レビュー

昨日のエントリ「トップガンが熱中するPCでのWiiリモコン応用」紹介したジャグリングゲーム『WiiSticks』。昨日の時点では起動できなかったのですが、情報をいただいて起動できたので、そのレビューをしてみたいと思います。

起動時の設定

ジャグリングソフトを起動すると、まずメニュー画面が表示されます。ここで、十字キーの左右でジャグリングに用いるバーを選択、+・−で重力の度合いを選択できます。また、十字キー上下で、使用するデバイスとしてWiiリモコン2本か、ヌンチャクを選択することができます。Wiiリモコンは先にBluetoothに認識させておき、2本ある時も起動時に自動的に1P、2Pと割り振ってくれます。Aボタンを押すとジャグリング開始、ホームボタンでメニュー画面に戻ります。メニュー画面でさらにホームボタンで終了します。なお、キーボードのESCキーでもプログラムは終了しました。

「ヌンチャク+Wiiリモコン」と「Wiiリモコン2本」の違い

体験してみましたがこれはなかなか難しいですね。ヌンチャク+Wiiリモコンでもプレイできますが、なぜかリモコンが左でヌンチャクが右。普通逆では?しかも、リモコンだけ振動するのでかなり違和感。リモコン2本だと、両方振動するのでだいぶましな印象です。ただ、ちょっと振動が強すぎるというか、振動しすぎて鬱陶しい感じはしますけどね。

ジャグリング

ジャグリング自体は、正直やり方がよく分かりませんw。これは、ジャグリングの仕組みそのものから勉強する必要がありそうです。Aボタンを押したときのリモコンの傾きが最初から反映させるので、ここで片方だけ先にあげておくと、二本のスティックの間に棒を挟むことができます。ここでうまく繰り返すことができれば面白そうなのですが、自分ではてんでだめでした。
右手と左手を、適度な強さでリズムよく振る必要がありそうですが、棒の重さを感じないので、いまいちどの程度の強さで返しているのかが分かりづらい気がします。振動で衝撃を反映しているのですが、さすがに重さまでは感じないので。まあでも、接触している感じは分かります。現在では効果音とかが無いので、あとは接触したときの音を工夫し、スピーカーから音を出したりすると、相当感触は変わってきそうな気がします。

Wiiリモコン2本を活用したさらなる展開に期待

とりあえず、現状のバージョンでは「とりあえず作ってみた」的印象は強いです。ただ、物理演算とWiiリモコンの相性の良さは感じましたね。Elebitsもそうでしたが、入力がリアルでアナログなWiiこそ、強力な物理演算があると可能性が広がっていくのではないでしょうか。PC上で、超絶物理演算を持ったWiiリモコンゲームとかが出ると、かなり面白そうな印象です。
Wiiリモコン二本利用なども、多数を相手にするソフトメーカーではなかなか挑戦しづらいジャンルでしょうから、この手の「同人でPCだからこそやれること」がどんどん出てくれると、ユーザーとしてはうれしいですね。トップガンな人たちの開発を心待ちにしています。