年末商戦のWii、PS3の販売台数が判明

ここ数日、山積みPS3の話題で盛り上がっていますが、昨年末のWiiPS3の販売台数の情報が出てきました。

昨年末までの国内販売、Wii98万台に対しPS3は46万台=出版社 | テクノロジー | Reuters.co.jp
Wii国内販売台数100万台突破・PS3は北米で出荷100万台 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
任天堂「Wii」の販売台数、プレステ3の倍以上 : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
asahi.com:PS3の国内販売、目標の半分 少ないソフトと価格敬遠 - 暮らし

ソースはファミ通エンターブレインですね。相変わらず一般マスコミへの影響力は絶大のようです。各種報道を見ると、何か読売や朝日など、有名一般新聞ほど厳しい見方をしている感じもします。以下の「PS3、北米100万台」のニュースは今日の株価を牽引するほどのニュースだったんですけどね。

PLAYSTATION 3の北米での出荷台数が100万台達成


特に朝日新聞は、上記の記事でも「目標の半分」とか「不透明感漂う」など厳しいコメントを出していたのですが、この記事だけでは飽きたらず、以下のような分析記事も載せています。

asahi.com:新型ゲーム機、高性能2機種が苦戦 PS3、Xbox - ビジネス

この分析も、基本的には冷静に分析している感じですね。Xbox360PS2の路線を非常に踏襲していることも、自分が以前から感じていることと一緒ですし。もっとも、Xbox360が失敗した原因がDSなどのお手軽路線のせいのように書かれていますが、それは一因にすぎず、個人的には「あまりにPS2の路線を踏襲しすぎて、PS2との差別化が図れず地味」という影響が大きかったように思いますが。

PS3も、とりあえずBDプレーヤとしてみればかなりの数が出ているのは確かですが、現状だと上記記事に指摘されているとおり、サードに逃げられる可能性もありますよね。さらなる赤字覚悟で値下げするのか、もっと別の方策を考えるか。苦しい対応にせまられそうです。
Wiiは、年始だけでも17万台と好調を維持しているようですね。ただこの後数ヶ月ソフトがかなり少ないので、春以降に出るソフトでキラーを出せるかどうかの勝負でしょう。

春まではおそらく全次世代機停滞気味だと思うので、春以降の展開に注目ですね。