チュートリアル的な位置づけの「はじめてのWii」

Wiiのセットアップに続いては、自分のWii購入後初体験ソフトとなった、はじめてのWiiのレビューです。

パッケージ中身

はじめてのWiiは、「はじめてのWiiパック」という名で、上記写真のようにソフトとリモコンがセットになって入っています。リモコンはブリスターパックの形式ですね。ソフトは店頭などで置かれていたのと同じ、DVDケースサイズのものです。

ゲーム内容

はじめてのWiiは、完全にチュートリアル形式となっており、中に入っているミニゲームを順にクリアしていくことで、Wiiの操作を覚えよう、というものになっています。初回は、順番通りにクリアさせられることを強制されます。クリア基準があるかどうかは不明で、単に一度でもプレイすればいいだけかもしれませんが。
具体的なゲームのリストは以下の通り。

各ゲームごとに使うリモコン動作を記述していますが、主にポインティングに関するものですね。一部ひねりを使うものがありますが。最後の二つはかなり異質で、横持ちとヌンチャクスタイルの例になっていますね。
個々のゲームは非常に単純です。一応、スコアアタック形式にはなっているのですが、一人でやり込もうと思えるようなものではないと思います。そもそも自分はクリアがメインでスコアアタックなどはあまりやらない人間ですので。とりあえず、一通り1度だけプレイしたところで終了してます。

対戦でもりあがりそうなものとしては、「的当て」、「ホッケー」、「ピンポン」、「牛ダッシュ」、「タンク」あたりでしょうか。こうしてみると結構ありますね。もともとはじめてのWii自体、リモコン目的で買う=多人数プレイを意図している訳なので、やはりこれらのゲームも対戦で真価を発揮するのかもしれませんね。

あと、効果音が手元から鳴るのは、非常に新鮮な体験で面白かったです。

できれば本体に同梱して欲しかったレベル

ファミ通のレビューでは、このソフトのレビュー点は「7・7・6・8」と言う点数でした。

[Wii] 『Wii』 同時発売タイトルのクロスレビュー - ゲーマーホリック

まあ、ファミ通レビュー自体、メーカーや話題性などでころころ評価尺度を変えてしまうので当てにならないのですが、このソフトに関してはまあこの程度の点数でもしょうがないかな、という印象。もう少し1つ1つのゲームが作り込んであって、モードがいろいろあれば違ったのかもしれませんが、とにかくこのソフトは「チュートリアル」の域を出ていない印象です。

この内容なら、できればWii本体に付属して欲しかったですね。1人でプレイするのでリモコンがいらない人でも、とりあえずお試し感覚でプレイできますし。無料でついていれば「まあこんなもんか」と思える人も多い作りだと思います。Wiiリモコンは単体の出荷が少なく、はじめてのWiiばかり出荷が目立つ状態。1000円でも余分に払いたくない、リモコンを3つ以上欲しいという人にとっては、はじめてのWiiパックなどでなく、Wiiリモコン単体1つに絞って大量出荷して欲しかったと思います。

ともかく、内容はどうあれ、二つ目のリモコンが欲しいという人であれば、+1000円で買えるものとして、それなりにおすすめできるソフトではあると思います。自分もとりあえず1通りしか遊んでいないので、やりこめば実はもっと面白い、ということもあるかと思いますし。1000円でこれだけ入っていればお買い得でしょう。

おまけ

ゲーム選択画面で、ゲームを選択せずに放置しておくと3分後にMiiが眠ります。そのとき、曲も変わるのが芸が細かい。さらに3分後、自動的に目を覚まします。