『New マリオ』、発売4日で90万本 『森』も出荷300万へ - Nintendo iNSIDE

Newスーパーマリオの売り上げですが、木曜日の発売から週末日曜までの4日でなんと90万本売り上げたとのこと。こいつはすさまじい。昨日ゲームの裏話さんの話で「出荷の8割」と聞いて、追加出荷についても頭にはあったのですが、さすがに多すぎるだろうと自然に初日出荷の80万本の8割と、解釈していましたが、本当に追加出荷分もあわせた110万本の8割だったようです。下手すれば、初週ミリオンすらあり得るすさまじさ。最近だとFF12キングダムハーツぐらいじゃないですかね、初週でここまで売り上げたのって。もちろん、DSではダントツ。恐るべきマリオ、ですね。
どうぶつの森もめでたく出荷300万本。終わりのない、また開始時期にも特に決まったものがないソフトなだけに、DSLiteが売れ続ける限りはまだまだ売れていきそうです。このまま止まらず、定期的にCMやアイテム配布をするようだと、まじめに400万とかないと言い切れないところが恐ろしい。特殊アイテムはおそらく最初からゲーム内に仕込んでいるのだろうけど、どの程度しこんでいたのかが気になるところです。


DS本体自体も4月だけで95万台、この分だと岩田社長が今年の目標に掲げていた、「1000万台を早い段階でクリアする」と言うことは達成できそうな感じですね。6月以降の任天堂のとくに目新しい作品がなかったため、そのあたりが隙と言えば隙ではありますが。一応、「今さら人には聞けない大人の常識力トレーニング」とかいう、タモリのジャポニカロゴスなどがすきでえいご漬けを買っているユーザが思わずちょっと買ってみようかな、というソフトを出すところは、うまいなぁ、とは思いますけど。
Rambling Man 又、新しい伝説になるのか?
以下の忍さんの記事でも述べられているとおり、ぶつ森脳トレでDSを購入した層が、もう一本、と言う感じで買おうと思った際に選択肢となるソフトが、すでに現時点で大量に発売済みで用意されている、というのは、発売から1年してから爆発的ヒットしたDSの強みでもあるでしょうね。アソビ大全とかnintendogs、DSゴルフ、麻雀など、定番タイトルはいまだによく売れているのが、それをよく表していると思います。
「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」発売4日で90万本突破|忍之閻魔帳


とはいえ、6月から9月に、任天堂の看板タイトルがないことは事実。セガカプコンなど、今期PSPにDS以上のソフトを投入する計画をしているサードがいくつかありますが、勝負かけるとしたら、この6月から9月までの間しかないでしょう。10月以降はポケモンWiiの旋風ですべてかき消されてしまうでしょうから。当然、その程度の戦略が練られた上でPSPへの大量投入ですよね?単にたくさん売れるからという理由で年末商戦にぶつけてくるのが愚の骨頂なのは、毎年の傾向を考えれば容易にわかりそうなものですし。単にSCEとのつきあいと、「今までPSゲーム作っていて、同じようなゲームを作りやすいから」とかいう、市場を見ない、自社の開発事情とエゴだけで、PSPにマンネリゲームを年末とかにどさどさっと出してしまうようでは、先日株主に発表したばかりの売り上げ予測は、紙くずのようにかき消されてしまうことでしょう。夏商戦、サードの展開に注目ですね。