Nintendo E3 2006

いよいよ、任天堂のE3講演となりました。時間もちょうどいいですし、実況しながら見ていきたいと思います。

動画は以下のサイトから見えるようです。
E3 Live Video - Microsoft, Nintendo, and Sony Press Conferences - GameSpot
ファイル直接再生はこちら。

ストリーム映像(331kbps)

いよいよ開幕。宮本茂がオーケストラの指揮をしながら、前方でWiiをプレイする画面。レースゲーム、RedSteelがプレイされました。

そして、レジー登場後、トレーラー映像が。スーパーマリオ新作の映像。ワリオの映像に卓球、野球、そしてゼルダの映像などが一気にプレイ画面とともにながされました。ちょうど、東京ゲームショーのイメージ映像の実記映像付き、と言う感じです。途中、マリオでリモコンの音を聞いている場面もありました。スピーカー確定。


トレーラー映像のあとはレジートーク。まず、Wiiの個々の特徴について説明するようです。
初めに、過去の任天堂の方向性の説明として、ニンテンドウ64スーパーマリオ64の説明。そのあと、2006年の第4四半期(10月〜12月)にWiiに出ると紹介されました。(ここで拍手。)
続いて、「Wii」の名称について。トレーラ映像を交えた紹介となります。まず、MetoroidPrime3。次にDragonballZ、DroagonQuestSwordにFireEmblrem。レースゲームのあとに真理夫、そしてSDGundam、Necro-Nesiaなるゲームにバギー風ゲーム、さらにコナミElebitsと続きます。さらにRayman4、パンヤ、Sonic、ProjectHammr、競馬ゲーム、Madden、ONE PieceFFCCと怒濤の展開。ちょっと追い切れませんw。


映像終わってスクリーンには大きなZeldaのタイトル。実際にZeldaを実演する様子をスクリーンでやるようです。Zeldaの画面は結構すっきりした感じ。ポインターのカーソルが普通に画面上を動き、メニューを選んでいるところとか新鮮ですねぇ。剣での攻撃に続いて、Bボタンでの前方ロック、さらに弓矢、ブーメランの使い方と紹介されていきます。ダンジョンはE3用のコンパクトバージョンのようです。これがプレイアブルで体験できるのでしょうかね。ブーメランで仕掛けを動かしたり、鉄の靴を履いて、磁石に吸い付けられて動くなど、いろいろなギミックがあるようです。ダンジョンの中で敵に囲まれたところなど、宙返りでかわしてから回転切り、倒れた相手に追撃など、実に華麗なコントロール。見ていてwktkしてきました。結局、ZeldaはGameCube用とWii用の2バージョンが同日発売される模様です。一つのソフトではさすがに無理でしたか。


続いてはトレーラで紹介したゲームの紹介。まず「SuperMarioGalaxy」。新作マリオです。雰囲気はマリオ64でしょうか。それについ続いてExciteTruckというレースゲーム、さらにProjectH.A.M.M.ER、Disasterというアクションの映像が続きます。曽於ニックの名称は「Hyper Sonic」の用です。そして、FinalFantasy:CrystalCroniclの映像も。ここからはロゴが。MADDEN2007。北米に人気のアメフトゲームですね。RAYMAN4など。そして、明日からのE3ではなんと27の異なるゲームをプレイアブルで楽しめるという!これはすごい。


そして、ここから次のデモ、UbiSoftの「RedSteel」です。最初にWiiの画面、操作性を公開して一躍注目を集めたゲームです。デモ画面では、昭和っぽい日本の町並み。腕の動きが非常にリアルです。銃で箱を押したりもしていました。というか、あの公開された映像とほぼ同様のクオリティでゲームが出てきていますね。さらに、怪しげなパチンコ店員を売ったかと思うと、実際にパチンコ屋の中に入っていきます。パチンコ台をぶちこわし、ショットガンやマシンガンなどに持ち替えていろいろプレイしています。時々ヌンチャクを持っている側の手が動いているのは何か意味があるのかな?ただのオーバーアクション?ゲーム中ではでは「なんだここわ」とかいう日本語も聞こえますね。さらに、人質らしき人へ座るように指示したりもしていました。
屋上に出たところでナイフを日本使ってやくざと対決。左は防御でしょうか。デモが終わった後の拍手が盛大で、盛り上がっている感じでした。


続いてはジョージハリスンが壇上に登場。DSの話に移るようです。1600万台売り上げていること、nintendogsが600万売れていることなどが紹介されていきます。Wi-Fiユーザは130万人。脳トレは日本で500万人にうれたことになってます。そして、北米でもロゴは違いますがTouchGenerationsが展開されるようです。
続いてニンテンドーDSLite。Newスーパーマリオポケモン不思議のダンジョンの紹介と続いています。さらに新作としてはヨッシーアイランド2など新しいタイトルも紹介されました。FFCCのゲーム画面も公開されていました。かなり等身は低く、アクション要素が強そうな感じです。
さらにStarFoxDSも。スクエニのマリオバスケもトレーラ映像で出ていますね。そして応援団キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!海外でのオリジナルアレンジされているようです。これは輸入してでも購入すること決定!ほかにDeddyKongレーシングなる、マリオカートっぽいゲームも紹介されてました。


そして、いよいよ岩田聡社長登場!相変わらず聞き取りやすい英語ですw。ゲーム嫌いの人への訴求性だけでなく、コアゲーマーも重要と、いつもの論調が続きます。まずノンゲーマーに対して、DSのnintendogs脳トレの成功自慢と、聞き飽きた内容。これに続いて、Wiiのコンセプトに続きます。
リモコンの利点を簡単に述べた後、VirtualConsoleの話に続きます。タイトルとしてテトリスが紹介されていました。それからゲーム時間の短縮について。長時間のゲームも非常に重要だとはしながらも、自分自身を例に出して、忙しくなっていると説明しています。
そしてさらに、WiiOperaブラウザーという説明が聞こえたような?つづいて「Wii Connect24」という、常にスタンバイモードであるという機能が。たしかリーク情報でそんな情報がありましたね。どうぶつの森を例にとり、プレイしていないうちに他の村をおとづれ、手紙を残していく、などという応用が考えるようです。ほかのネットサービスへの応用もできると述べてます。

何よりも重要なのはソフトだと。プレイしてもらうのが一番難しいということです。ここで、まず「Wii Sports」というコンセプトで、テニスとベースボールが紹介されていました。ゲームをやる人たちとやらない人たち、これらの壁を取り払い、一緒にプレイしてもらう、それが「Wii」のコンセプトだと言うことです。every one, every day。


社長退場、レジー再登場。会場には3000人の聴衆がいるらしい。そして、以前AOLで募集していた、Wiiを世界で初めにプレイできる権利について、実際にここでやられるらしい。そして、宮本茂氏がテニスの実演。サーブをトスアップして様々なプレイ。結局ヌンチャクはありませんでした。移動はどうしているのかな?自動かな。そして、AOLのコンテストの勝者を紹介して壇上に紹介した後、宮本氏と当選者スコット、そしてレジーと岩田社長がペアでダブルスプレイ。キャラの顔がちゃんとレジー、岩田、宮本になっていて会場大盛り上がりでした。


デモ終了後、レジーの話。そして終了?結局、価格の発表はなかったようです。これには拍子抜けと言うところでしょうか。


全般的に、特に目新しいサプライズはそんなになかった気がしますが、豊富なソフト群、そして実際のプレイの様子の楽しさ、盛り上がりなどは伝わってきたように思います。値段について発表がなかったのはちょっと気になるところではありますね。PS3があまりに高い値段設定をしてきたことが予想外だったのかもしれません。任天堂側はもっとPS3が安いと思って激安な価格を用意していたため、再考を迫られた、と言う感じに邪推してしまいますね。PS3の価格インパクトが悪い方へ大きく出ていただけに、ここで2万前半の値段で打ち出せていればかなりいい方向へのインパクトが大きかったでしょうに。ちょっと残念です。
結局、リモコンの重大な隠し要素って、スピーカーのことだったんですかね?その割に何の説明もなかったんですけど。Wii自体の機能も、Wii Connect24という抽象的なものぐらいで、細かいスペック(端子数、付属物、有線LANが本当にないのかetc.)などもまだ隠されたままです。これらはいつ公開するつもりなんでしょう?東京ゲームショウの講演ぐらいしかなさそうなんですが。もっとも、スペースワールドはやると思いますがね。
ともかく、27タイトルのプレイアブルが展示されると言うことで、明日以降も多数のWiiに関するレビューがあがってくるでしょう。それを楽しみにしたいと思います。


P.S.
insideでもっと読みやすく書き起こした記事が掲載されています。
任天堂がプレスカンファレンスを開催、「Wii」をお披露目(更新中) - Nintendo iNSIDE