「E3」10日開幕・次世代ゲーム機3社のプレゼン内容、ここに注目 デジタル家電&エンタメ-新清士のゲームスクランブル:IT-PLUS

E3までもうまもなく。GWがあけたらすぐですからね。そんな中、日経で分析記事が出ています。この記事を書いている新清士氏は過去記事を見ると特にソニーびいきではない記事を書く人のようです。この分析では、とくに北米市場について詳しく分析しているので、それを取り上げて自分なりの意見を述べてみたいと思います。


まずWiiに対しての分析。名称についてはスルーw。まあ、国内ではブログなどではそこそこ受けがよかったりしますからね。2chじゃ煽られまくってますけど。あえて日本のマスコミでWiiの奇妙さを抗議する勇気のある人は少ないのかもしれません。米国での状況については、かなり痛烈な事実の突きつけをされています。Xbox360に完敗し、ディベロッパーにも逃げられている、と。特に、米国では主要ターゲット層が30歳と、日本とまるで違っているところも任天堂からしてみると厳しそうなところです。日本では、この年代のゲーマーは完全に衰退していってしまっていますが、米国では逆にそういったやつらばかりだと言うことか。いい年してスターウォーズに熱狂している大人とかぶっているんですかね?(まあ、日本でもガンダムオタクは似たようなもんですが。)日本重視な任天堂は、次世代機でもこのままだと苦戦しそう。Wiiの革新的な要素というものがたいしたことがなかったら、挽回はかなり困難になる気もしますね。日本では別に任天堂のソフトだけで生きていけるでしょうけど。


Xbox360については逆に好意的にかかれています。いまだに売行きが好調、PS2の売上を奪い、次世代機が出揃うころには1000万台のアドバンテージを得ているだろうというよそうですが、本当かよ、という感じです。国内じゃ今年いっぱいでも100万台うれるかどうかという感じですのに。まあ、でもアメリカ人からしてみれば、ゲームもアメリカ主導にしたいという思いもありそうですし、30歳台のターゲット+高画質・リアルさを追求するFPSというのはXbox360にあっていそうですからね。日本でWiiが生きていけそうなように、北米でもXbox360は優位な位置で生きていけそうな感じはします。日本ではソフトの遅れが深刻ですから、ちょっともうどうしようもない感じはしますが。


PS3については、かなりぼろくそに書いてますね。SCEですらまともにゲームが作れていない、CELLの熱問題は解消できているのか不明、ハードがこなれるまで1年以上かかりそう、本当に年末に大量出荷できるかも不明、と、クッタリの講演全否定状態です。まあ、2chとかでもこういった見方が多数ですけどね。違うのはファミ通くらいかw。E3で具体的なゲームのゲーム画面、それもムービーでないものを見せられないと、まじめに年末に間に合うのか疑わしくなってきそうですね。BDプレーヤについても、PS3以外でソニーから発売されるようで、このあたりも「BD普及マシン」としての位置付けも微妙になってきましたから。日本国内では相変わらずPSブランドイメージは高いですが、米国ではどうなりますやら。


こうした各次世代機の状況にたいして、E3の発表でどんなものが公開されるのか、それによって状況・評価がどう変わっていくのか。今からwktkがとまりませんね。