タッチパニック|ゲームの裏話

先日の発表でこそっと発表された「まわしてつなげるタッチパニック」なる新規DSタイトル。いったいなんだろうと思っていましたが、そのレビューがゲーム裏話さんのところでされています。
で、その内容なんですが…、これってなんて「チクタクバンバン」?
まあ、ここでチクタクバンバンを出すあたり、年がばれますがw。子供のころ、CMでよく見かけ、おもちゃ売り場でもよく売れていた思い出があります。家にもあったような気もします。
スポーツショップ店長blog:チクタクバンバン - Mozilla Firefox
ゲームかもいくつかの名前でされており、ゲームボーイでも同様のゲームが出ていましたし、ファミコンでも「ゴルビーのパイプライン大作戦」という伝説のクソゲーも出ています。最近では、のののパズル ちゃいリアン内の「くるくるウォーク」というゲームが似た感じのゲームとなっています。まあ、伝統的なパズルゲームなわけです。
DSならではの要素としては、Wi-Fi対応と言うところでしょうか。もともと対戦用でないゲームをどのようにアレンジしてるのか。ちょっと想像つかない感じです。


この作品も、やはりTouchGenerationで獲得した層を狙っているんでしょうね。でも、その戦略も別に悪くはないですよね。要するに、団塊世代団塊Jrをターゲットにしているわけです。この二つの世代は、なんだかんだいっても人口が爆発的に多いわけです。団塊Jrはもろにファミコン世代ですし、団塊世代脳トレが合っている層。この二つの層を同時に獲得できていることが、最近の任天堂の成功につながっているのだと思います。
PSの戦略は、結局団塊世代がちょうど高校、大学のころにうまくマッチしていて、ファミコンから抜け出したい、大人ぶりたい世代にちょうどマッチしていたのだと思います。ただ、その団塊Jrはどんどん成長していき、最近ではもう仕事で忙しくてゲームができないような人も多数。引き続きゲームをやっている人は、いわゆるゲームオタクレベルなわけです。これでは売れるソフトがニッチで、かつ市場が狭くなるのも当然ですよね。
PSおよびサードなどの戦略がおかしいのは、少子化が進んでいる現状でも、相変わらずPS1のころに売れた世代、中高生への市場が同じように巨大な市場が転がっているのだと言う盲目的な思考が問題にあるんじゃないでしょうか?ただでさえ人口が減っているだけでなく、携帯電話や交流費用などで、昔以上jにゲーム以外への出費は増えています。その世代にしか訴求力がないのでは、それは先細り必至は自明です。
最近成功してる例が、団塊世代を取り込む知育ゲー、団塊Jrを取り込むレゲー、さらに新規層でゲームに積極的な低年齢層。サードが生きていくためには、これらの層をいかに取り込めるかが重要です。最近では、セガがいい感じですね。ムシキングラブ&ベリーに加えて龍が如くと、新機軸がうまく機能しています。やばいのはコナミナムコスクエニなどでしょうか。
時代は確実に移り変わっており、人口の分布も嗜好も変わっています。その時代の流れについていけるのはどの企業か。経営者の手腕と、クリエイターの創造性が問われるところです。