スポーツナビ|2006年 第82回 箱根駅伝 復路速報

箱根駅伝の復路。自分は8区まで見ていたのですが、順天堂大の脱水症状のトラブルはぐっとくるものがありましたね。もうリタイア寸前、しかしリタイアしたら、たすきをつなげなかったら次は予選会からの参加になってしまうわけで、それは本人にとっても非常にきつい、トラウマとして残ってしまうような出来事なわけです。最後、本当にとまりそうになりながらも、一瞬抜かされた亜細亜大学が目に入って走り始め、なんとかたすきをつないでいました。あそこで亜細亜大学に抜かれていなかったらおそらくリタイアしていたのではないかと思われます。中継のレポーターもぐっときていて涙声になっていたのも印象的でした。
さて、その亜細亜大学。2位なっていたのに、中継ではその時点でぜんぜん触れられず。自分も、駒大がそのまま勝っちゃうと思ってましたし。しかし、帰って結果を見てみたらなんとその亜細亜大学が優勝。29年で初めてと言うのだからすごい。また、何気に復路優勝法政大学も初めてと言うことですごい。今年は初めてづくしで記録的であり、実に自分好みの箱根駅伝となって楽しかったです。