レボリューションでも「ニンテンドーWi-Fiコネクション」 - Nintendo iNSIDE

来月からニンテンドーWi-Fiコネクションが大々的に展開されるわけですが、レボリューションとの関連も触れられています。ニンテンドーWi-Fiコネクションは、USBアダプタとか出して簡単であることを訴えていますが、それでもまだまだ難しいというのは以前述べたかと思います。任天堂も、それを分かっているからかUSBコネクタはプレイやん同様、ネット通販のみにするようですし。このあたりのポリシーは首尾一貫してますな。Sonyは、やればできるならさっさと公開、という姿勢ですが、それが結局マニアにしか受けていない現状となっていますし。
レボリューションでは、どうやらUSBアダプタ相当の機能が持たれるようです。つまり、無線LAN機能をニンテンドーDS(もしくはGBA2とか?)に限定し、その代わりに細かな設定がいらないようにするのでしょう。ADSL光回線のブロードバンドアダプタにLAN接続するだけで、ニンテンドーWi-Fiコネクション無線LANアクセスポイントとなるんじゃないでしょうか。
国内では1000カ所ほどアクセスポイントを置くと言うことですが、このアクセスポイントも、実際にはレボリューションで取り入られる無線方式を先取りしたものではないでしょうか。
アメリカでは、マクドナルドのWayportでもプレイ可能なようで、こちらは6000カ所。日本では店頭に1000カ所、無料のアクセスポイントFREESPOT3000カ所となっています。
米国マクドナルドのホットスポットでWiFiが遊べる - Nintendo iNSIDE
日本でも、せめてマクドナルドなどでプレイできるようにしたほうがいいでしょうね。なんだかんだ言って、ニンテンドーWi-Fiコネクションの本格的な運用はレボリューション待ち、家庭内での利用は結果的に一部ゲーマーに限られてしまうでしょうし。本格的な無線LANゲーム環境の構築の先駆けとしてまだまだ道は険しいですが、先陣であるはずのPSPが全く開拓してくれなかったのだからしょうがないですよね。ちなみに、ソニーは「ゲームのネット利用が進み、業界全体の活性化につながる」(広報部)とか抜かしてますがね。ニンテンドーが開拓した後またちゃっかり奪う腹づもりなんでしょう。いやはや。
Yahoo!ニュース - 京都新聞 - ニンテンドーDS、年末向け新作攻勢 ソフト60本超投入
前も、インフラストラクチャが国内で使われないのを、「何でこんなに対応が少ないのか分からない」とか、平気でぶっちゃげていた会社ですし。本当に技術志向というか、自分でサービスを広げる姿勢がないというか。環境用意しておけば、すべてサードがやってくれる、と未だに思っているんでしょうかね。ゲームバブルのときはサードが必死になって勝ち組ソニーにすがっていましたけど、今はサードもそんな余裕ないですってば。こんなんだから、PS3もBDが切り札という、ゲーム以外のところで勝負せざる得ないのでしょうけど。

ともかく、ニンテンドーWi-Fiコネクションもまだまだ前途多難ですが、夢もありますので、応援していきたいと思います。