『どうぶつの森DS』ワイヤレス通信&WiFiコネクションの詳細 - Nintendo iNSIDE

ニンテンドーDSのWi-Fiコネクション、その詳細の一部が公開されました。これまで、任天堂が繰り返し主張していた、「知った人との通信を重視したい、それを容易な手段で提示する」というのがありましたが、それは具体的には以下のような手法をとるようです。

・ローカル通信では、任意の人を招待できる
・ネット経由でも、ローカル通信で通信したことがあれば招待できる
・上記以外は、「Friend Registration Key」ものをWi-Fi利用時に取得するので、
　それをつなぐ相手に登録してもらうことで通信できる

以上のようなものです。ようするに、特定の通信に対してパスワードをつけているのとさほど変わりませんが、ローカル通信の履歴や、ユーザ毎のユニークIDを利用することで、多少なりともそうしたパスワードというものを意識せず通信させよう、という意図のようです。

たしかに、この方法であれば、学校などで友達とローカル通信しておけば、家に帰ってもその相手とネット通信できます。この感覚は、現在そこそこ広がりを見せている、SNS（ソーシャルネットワークシステム）、mixiなどのシステムに似てますよね。必要以上にオープンにするのではなく、クローズドなネットワーク関係を実現するという。

この手法は、自分の感想としては、まあ想定の範囲内、という感じですね。ネットで特定の相手、という手段を取る場合、パスワード以外ならこうした手段になるでしょうし。

一方で、気になるのは「不特定多数との通信手段」です。自分などのように、回りにゲームをしょっちゅうやる人が少ない場合には、このようにクローズドなシステムだけでは全く意味をなしません。ネット経由で特定の人と仲良くなり、招待してもらわないといけないなど、面倒くさいだけです。よくあるネット対戦オンラインゲームのように、不特定多数と、適当に対戦などができる環境もちゃんと提供してもらえるか、それが気になります。ようするに、ゲームセンターの対戦台みたいな感じですね。まさかこっちの方法が無いとは思いませんが、クローズドなネットワーク同様、ちゃんとしたシステムを提供してもらえるよう希望します。